main-qimg-2bf4589d6c3a0b6ec5e0a8eb12cb5926インド中部、東部の極左武装組織インド共産党毛沢東主義派 India-Maoist (CPI-Maoist)につて最初に書いたのは2009年のブログだった。右図の赤い部分が活動の盛んな地域、さらに黄色い地域にまで影響力があるとされる。インド毛派、インドマオイストと呼ばれるが、中国共産党とは全く無関係な反政府共産主義組織である。インドでは1960年代に発生し、すでに40年以上の革命闘争の歴史があり、インド東部の民主化、治安、発展を阻害する、大きな要因となっている。 過去ブログ:2012年1月インド毛派反政府組織>2012年テロ活発化:過去ブログに追記 2009年6月インドの国内問題 毛派 インド州地図
426インドの治安当局によると、マハラシュトラ州Maharashtraとチャッティースガル州Chhattisgarhの間の中部の森林地帯で、2018年4月22日、治安部隊が、銃などで武装した40人近い男女の集団が移動しているという情報を基に一帯を包囲したところ銃撃戦となり、武装集団は、森の中を逃走しながら2日間にわたって治安部隊と銃撃戦を続け、治安当局によると、24日までに武装集団側37人の遺体(19人の女性と指揮官1名を含む)を確認した一方、治安部隊側に被害は出ていないという。集団は、インド中部から東部にかけて活動している共産党毛沢東主義派の民兵だということで、治安部隊は、まだ逃走を続けている民兵がいると見て、作戦を継続。
1694129-maoistrebels-1524584141-500-640x480seyv88ffgbgdh共産党毛沢東主義派は「経済成長を優先する政府が、貧困地域の資源や土地を搾取している」として、政府の建物や警察などを狙って襲撃事件を繰り返していて、3月もインド東部で、治安部隊の車両を爆破し、政府側兵士9人が死亡している。インド政府は、治安の悪化によって政権の最重要課題である経済成長にも影響が出main-qimg-c2dc9b5ec8b4ce75145e3589f57ec8cbかねないとして、毛沢東主義派の取り締まりを強化し、今回の作戦は最近では最大規模のものだった。
最近の記事では、マオイストや左派武装組織ナクサルNaxalの活動が活発な州として、Madhya Pradesh, Chhattisgarh, Odisha(旧Orissa), Jharkhand, Andhra Prade, Telangana などが言われている。
Madhya Pradesh, Chhattisgarh, Odisha, Jharkhand, Andhra Pradesh, Telangana

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