米国防省は2018年4月20日、4月13日から19日に掛け、イラクに近いシリア東部Abu Kamal付近のISへ30回の空爆を行ったと報じている。ユーフラテス川沿い東岸にISが戦力を温存し、組織を再編していることは以前のブログに記録した。 参照記事 過去ブログ:2018年4月ホムス南東でISが監視所を奪取 東部で支配地拡大 シリアクルド系メディアの4月22日の報道では、イラク空軍が、場所は明示されていないが、イラクに近いシリア
領内へ4月19日にF-16による空爆を行い、ISの指揮官6人を含むIS36人を殺害したと報じている。この作戦には、米、有志国軍からイラク空軍へ情報の提供が行なわれた。最近、Al Mayadinでシリア軍とISの間で激しい戦闘があったと言われ、ISがAb Kamal方面からDeir ez-Zor方面、あるいはAl Madin占拠に向け進撃している可能性がある。過去2017年10月には、ロシア空軍もMayadeen(Mayadin)とAlbu Kamal(Abu kamal)へ大規模な空爆を行い、24時間で200人近いISを殲滅している。

シリア内では、2018年4月13日の宗教行事日を境に、各地でISの活動が活発化したように見え、シリア内のどこかに司令所がある可能性が高く、米軍の攻撃から判断して、Abu Kamal付近ではないかと筆者は想像している。この付近には、過去にISの軍事キャンプがあり、Raqqah陥落後のIS本部がここに移動したと、当ブログで記録している。右下の写真は、2016年秋に、軍事訓練を終えたIS兵士がAbu Kamal市内をパレードする様子。 記録映像 シリアやイラクから敗退したISの一部は、米CIAによれば、アフガニスタンやパキスタンへ逃げ延び、ヘロインで資金を調達しながら戦力を温存していると2018年2月に報じられている。
現在シリア軍と交戦しているシリア南部のISは、ほとんどがISに同盟した「イスラム軍:Jaish al-Islam (Army of Islam)」、旧ヌスラ戦線Jabhat al-Nusra系「シリア解放機構 :Hay'et Tahrir al-
