
英BBC放送(電子版)は2018年3月23日、ベトナムが中国と領有権を争う南シナ海South China Seaの海域で計画していた石油鉱区Block 07/03での油田開発の中止を決めたと報じた。中国の圧力が理由としており、南シナ海問題をめぐる同国の強硬姿勢に屈した形だ。別記事では、ベトナムの国営石油・ガス企業は、同国政府がスペイン石油・ガス大手レプソルRepsolに対し開発を認めていた石油開発鉱区Block 07/03での作業の停止を求めたと説明されている。
Block 07/03の北西側にある鉱区Block 12Wは、ベトナムが英国資本のPremier社と共同開発を進めていたが、やはり中国からの圧力から中止したとの記事があり、ベトナムは鉱区2箇所の油田開発を中止した事になる。当然、ベトナムや開発企業は数百億円とも言われる多大な損失をこうむる事になる。 この地区の鉱区は、中国の影響が強いため別名ベトナム語でCa Rong Do (Red Emperor赤い皇帝)と呼ばれ、ベトナムは「赤い皇帝」地域で2009年から開発に着手していた。左図の赤い点線が中国主張の領海ライン九段線。 参照記事 参照記事 参照記事 
