2018年2月26日:朝7時、目覚めてオンコの木の中をのぞくとキジの姿はすでにない。天気がいいので、すでに地上に降りているようだ。結局、8時半になって餌を食べに木の根元に2羽現れた。中庭で夜を過ごしたキジは3羽だったが、1羽は早朝にどこかへ行ってしまったようだ。キジが食べていると、スズメたちが大勢群がるので、余りに数が多いとキジは羽をバタつかせて追い払う。それが右の写真。キジは、粉砕された穀物の餌の大きいのを選んで食べるので、必ずスズメ達の餌分は残る。
新雪があると、深夜に来て餌を食べたキツネの足跡が確認でき、それを目で追って、行動が確認できる。今の木の根元に餌場所が落ち着くまでは、餌場所へ近づくのをためらったような足跡が無数に残り、時には目前の餌を無視して帰ったこともある。ほかの動物が隠れやすい垣根に近過ぎたり、置き方が人工的だと敬遠するようだ。
部屋の前の足跡を二階から見ると、まっすぐ部屋に向かって大きくAと足跡で落書きをしたように見える。Aはエースaceの略字で、チームのトップやキャプテンを意味する。キツネが意識してそう書く訳が無く偶然のいたずらだが、キツネに「あんたが大将!」と言われたようで、朝からなんとなく照れくさい。キツネは筆者が2階にいることは知っている。左の写真の大きなオンコの木の下ではキジが食事中だ。この木の中でキジが寝ている写真は、前回のブログに追記した。過去ブログ:2018年2月雪が止んで餌を待つスズメ達とキジ 他
今日は見慣れないのが1羽来ている。恐らくツグミだろう。スズメ目なので一見スズメに似ているが、体格はスズメの2倍以上ある。普通は山里にいる鳥で主食は虫など:右。過去には焼き鳥の材料として捕獲されたと記録されている。今年はきれいなカケスを見ていない。南へ行っているのだろうか?
以前仕事で伺った老夫婦の家の窓の外に小鳥用の餌置き台を作り、冬だけでも残飯や野菜くずを上げてみてくださいと言ったことがある。久しぶりに電話をすると、すっかり日課になって、今では夫婦で餌台に来た鳥を見て、一生懸命図鑑まで買って種類を確かめて楽しんでいるそうだ。近くに住むお孫さんも真似して始めたとのことで、鳥に代わってお礼で、暖かくなったら家周りの修繕でもしてあげようと思う。
今日は日没前の16時40分には、キジは地上の休息場所からいつものオンコの木の中に入った。今日の札幌の正確な日没は17時19分とあるので、日没40分ほど前には、その日のねぐらに戻るようだ。どうやら今夜も雪のようだが、降雪量は少ないが連日なので、雪かきで足腰が痛い。でも、大将は頑張らないとな、、。
偶然だが、鳥たちの餌場になっている木の根元は現在、周りが1m以の雪の塀で囲まれた大きなすり鉢状になっている。スズメをを狙うハヤブサなどは、小鳥を襲うとき猛速度で水平滑空してくる。つまり、猛禽類特有のタッチ アンド ゴウ攻撃では、一段下がっている場所の小鳥を襲うのは困難かも知れず、この事が平地より大きなくぼ地の餌場に小鳥が集まる理由かもしれない。小鳥たちはまた、真上に飛び上がればすぐに枝の中に逃げ込める。別な餌場は平地だが、ここも片側が雪で高くなり、とっさの場合、反対側の垣根の中に瞬時に逃げ込める場所で、小鳥の餌場に適しているのは観察から分かっている。実際、突進してきたハヤブサが垣根に突っ込んで慌てていたのを目撃している。
この地の利をうまく利用しているのが野ネズミのチュウ吉で、垣根の下から様子を伺い、身を乗り出して餌を集めては垣根下のトンネルに運んでいる。チュウ吉はまた、見張り役のスズメの警告する鳴き声をうまく利用して、ワシやタカの襲撃を避けているフシがある。右は、スズメの動きか鳴き声に反応して、垣根下に飛び込むチュウ吉。スケート選手も真っ青のスタートダッシュである。
2018年2月27日:キジたちは早朝に飛び立ったらしく、今日は15時15分に1羽だけが戻ってきた。二階から見たときは餌を食べていたが、すでにヒヨドリやスズメがほとんど食べ尽くしているので補充に出る。来たのは3羽の中で一番色が薄く小柄で、いつも中庭で夜を越すメスだった。こっちの姿を見つけて、おどおどしながらも寄って来たのには驚いた。明らかに餌の催促で、木の根元に用意すると、鳥たちに囲まれた中で急いで食べ出した。野生のキジでも毎日顔を合わせているとこんな関係になるんだなと驚きと同時に、今の時期はみんな餌不足なんだと痛感した。周りに野生が多いことは、決していいことばかりではない。キツネが本能から野ネズミやキジを襲う可能が高いが、こればかりは人間には防ぎようが無い。それぞれがうまくかわして生きていくしかない。
2018年2月28日:昨日から1羽だけが中庭で夜を過ごし、野鳥に餌を撒いた7時すぎ、木の枝の中から顔を出した。当然、寝ていた木の根元に餌が用意されるのも見ていたはづだが、すぐには降りてこない。活動開始するまでウォーミングアップが必要なのかもしれない。食後は垣根の下へ移動して休息に入った。食後の休息に入ると2~3時間は全く移動もしない。数時間後に餌場に戻って残りの餌をあさる程度で、行動はかなり制限されている。まだ気温が低く、自然の餌も無いので、動きを制限して体力の消耗を防いでいるのかもしれない。去年夏場に畑に来たキジ(今来ているキジの親)は、実に活発に動いて、地面から餌をついばみ、その後ろを6羽の子供がついて回っていた。今来ているのはその中の1羽。以前毎日来ていた親鳥は、子供を連れて数回来てから全く姿を見せなくなった。子供に餌場を引き渡したという事だろうか? 過去ブログ:2017年8月猫とキジとキツネの夏の1日
2018年3月1日:今日は9時くらいから雪と風の吹雪状態。気温が高いのか雪が重い。そんな中、キジは最初2羽、昼には3羽になった。雪の中餌を補充。根元は積らないとはいえ、この風で雪が吹きこんでいる。最後に来た1羽は空腹だったのか、しばらく食べていた。昨日はキツネが明るいうちから現れ、キジに興味を示しているのを確認した。今後の餌場を替えることにしたので、キツネの餌場は、二階からは見えるが、中庭からだいぶ離れた松の木の下となる。キジが飛べるとはいえ、何かあっても困る。チュウ吉もいるしな。
新雪があると、深夜に来て餌を食べたキツネの足跡が確認でき、それを目で追って、行動が確認できる。今の木の根元に餌場所が落ち着くまでは、餌場所へ近づくのをためらったような足跡が無数に残り、時には目前の餌を無視して帰ったこともある。ほかの動物が隠れやすい垣根に近過ぎたり、置き方が人工的だと敬遠するようだ。
部屋の前の足跡を二階から見ると、まっすぐ部屋に向かって大きくAと足跡で落書きをしたように見える。Aはエースaceの略字で、チームのトップやキャプテンを意味する。キツネが意識してそう書く訳が無く偶然のいたずらだが、キツネに「あんたが大将!」と言われたようで、朝からなんとなく照れくさい。キツネは筆者が2階にいることは知っている。左の写真の大きなオンコの木の下ではキジが食事中だ。この木の中でキジが寝ている写真は、前回のブログに追記した。過去ブログ:2018年2月雪が止んで餌を待つスズメ達とキジ 他
今日は見慣れないのが1羽来ている。恐らくツグミだろう。スズメ目なので一見スズメに似ているが、体格はスズメの2倍以上ある。普通は山里にいる鳥で主食は虫など:右。過去には焼き鳥の材料として捕獲されたと記録されている。今年はきれいなカケスを見ていない。南へ行っているのだろうか?
以前仕事で伺った老夫婦の家の窓の外に小鳥用の餌置き台を作り、冬だけでも残飯や野菜くずを上げてみてくださいと言ったことがある。久しぶりに電話をすると、すっかり日課になって、今では夫婦で餌台に来た鳥を見て、一生懸命図鑑まで買って種類を確かめて楽しんでいるそうだ。近くに住むお孫さんも真似して始めたとのことで、鳥に代わってお礼で、暖かくなったら家周りの修繕でもしてあげようと思う。
今日は日没前の16時40分には、キジは地上の休息場所からいつものオンコの木の中に入った。今日の札幌の正確な日没は17時19分とあるので、日没40分ほど前には、その日のねぐらに戻るようだ。どうやら今夜も雪のようだが、降雪量は少ないが連日なので、雪かきで足腰が痛い。でも、大将は頑張らないとな、、。
偶然だが、鳥たちの餌場になっている木の根元は現在、周りが1m以の雪の塀で囲まれた大きなすり鉢状になっている。スズメをを狙うハヤブサなどは、小鳥を襲うとき猛速度で水平滑空してくる。つまり、猛禽類特有のタッチ アンド ゴウ攻撃では、一段下がっている場所の小鳥を襲うのは困難かも知れず、この事が平地より大きなくぼ地の餌場に小鳥が集まる理由かもしれない。小鳥たちはまた、真上に飛び上がればすぐに枝の中に逃げ込める。別な餌場は平地だが、ここも片側が雪で高くなり、とっさの場合、反対側の垣根の中に瞬時に逃げ込める場所で、小鳥の餌場に適しているのは観察から分かっている。実際、突進してきたハヤブサが垣根に突っ込んで慌てていたのを目撃している。
この地の利をうまく利用しているのが野ネズミのチュウ吉で、垣根の下から様子を伺い、身を乗り出して餌を集めては垣根下のトンネルに運んでいる。チュウ吉はまた、見張り役のスズメの警告する鳴き声をうまく利用して、ワシやタカの襲撃を避けているフシがある。右は、スズメの動きか鳴き声に反応して、垣根下に飛び込むチュウ吉。スケート選手も真っ青のスタートダッシュである。
2018年2月27日:キジたちは早朝に飛び立ったらしく、今日は15時15分に1羽だけが戻ってきた。二階から見たときは餌を食べていたが、すでにヒヨドリやスズメがほとんど食べ尽くしているので補充に出る。来たのは3羽の中で一番色が薄く小柄で、いつも中庭で夜を越すメスだった。こっちの姿を見つけて、おどおどしながらも寄って来たのには驚いた。明らかに餌の催促で、木の根元に用意すると、鳥たちに囲まれた中で急いで食べ出した。野生のキジでも毎日顔を合わせているとこんな関係になるんだなと驚きと同時に、今の時期はみんな餌不足なんだと痛感した。周りに野生が多いことは、決していいことばかりではない。キツネが本能から野ネズミやキジを襲う可能が高いが、こればかりは人間には防ぎようが無い。それぞれがうまくかわして生きていくしかない。
2018年2月28日:昨日から1羽だけが中庭で夜を過ごし、野鳥に餌を撒いた7時すぎ、木の枝の中から顔を出した。当然、寝ていた木の根元に餌が用意されるのも見ていたはづだが、すぐには降りてこない。活動開始するまでウォーミングアップが必要なのかもしれない。食後は垣根の下へ移動して休息に入った。食後の休息に入ると2~3時間は全く移動もしない。数時間後に餌場に戻って残りの餌をあさる程度で、行動はかなり制限されている。まだ気温が低く、自然の餌も無いので、動きを制限して体力の消耗を防いでいるのかもしれない。去年夏場に畑に来たキジ(今来ているキジの親)は、実に活発に動いて、地面から餌をついばみ、その後ろを6羽の子供がついて回っていた。今来ているのはその中の1羽。以前毎日来ていた親鳥は、子供を連れて数回来てから全く姿を見せなくなった。子供に餌場を引き渡したという事だろうか? 過去ブログ:2017年8月猫とキジとキツネの夏の1日
2018年3月1日:今日は9時くらいから雪と風の吹雪状態。気温が高いのか雪が重い。そんな中、キジは最初2羽、昼には3羽になった。雪の中餌を補充。根元は積らないとはいえ、この風で雪が吹きこんでいる。最後に来た1羽は空腹だったのか、しばらく食べていた。昨日はキツネが明るいうちから現れ、キジに興味を示しているのを確認した。今後の餌場を替えることにしたので、キツネの餌場は、二階からは見えるが、中庭からだいぶ離れた松の木の下となる。キジが飛べるとはいえ、何かあっても困る。チュウ吉もいるしな。
コメント
2. Posted by よりばば 2018年02月28日 08:01
偶然とはいえ エースaceのAを出現させたキツネの足跡。
直後に雪が降ったら消されていたかも知れないのに、目にし、写真にも残せたのはラッキーですね。
直後に雪が降ったら消されていたかも知れないのに、目にし、写真にも残せたのはラッキーですね。
3. Posted by poppo 2018年02月28日 23:08
我が家の庭ではツグミが毎日地べたをお散歩中。W
平和主義者のツグミさん、ヒヨドリに頭を蹴られても抵抗せず、猫が来れば樹の枝に避難。ただし、ご同類のツグミが来た時だけは猛然と襲い掛かるのはご愛嬌。W
ヒヨドリは杏を食べ桃を食べ柿を食べ蜜柑を食べ金柑を食べ李を食べ万両の実を食べ南天の実を食べクチナシの実を食べ小松菜を食べ大根や蕪の葉を食べ、全くふざけた鳥である。W
おまけに木蓮の花椿の花桜の花まで食べてゆく。W
脅して追っ払うと頭を下げてコソコソと逃げていきやがる、W
網を張っても下から潜り込むワル知恵もある。W
でもって、最悪がサカリの付きだし我が家の庭で集会し泣き喚いたあげく暴れまわる隣家の10匹以上いる半野良糞猫。
玉ねぎ畑は足跡まるけ、大根畑を掘り返し、所構わず糞やら尿やらまき散らかし、土をこんもり寄せ集める。朝水をやるとき発見すると殺意を催す。W
平和主義者のツグミさん、ヒヨドリに頭を蹴られても抵抗せず、猫が来れば樹の枝に避難。ただし、ご同類のツグミが来た時だけは猛然と襲い掛かるのはご愛嬌。W
ヒヨドリは杏を食べ桃を食べ柿を食べ蜜柑を食べ金柑を食べ李を食べ万両の実を食べ南天の実を食べクチナシの実を食べ小松菜を食べ大根や蕪の葉を食べ、全くふざけた鳥である。W
おまけに木蓮の花椿の花桜の花まで食べてゆく。W
脅して追っ払うと頭を下げてコソコソと逃げていきやがる、W
網を張っても下から潜り込むワル知恵もある。W
でもって、最悪がサカリの付きだし我が家の庭で集会し泣き喚いたあげく暴れまわる隣家の10匹以上いる半野良糞猫。
玉ねぎ畑は足跡まるけ、大根畑を掘り返し、所構わず糞やら尿やらまき散らかし、土をこんもり寄せ集める。朝水をやるとき発見すると殺意を催す。W
チュウ吉君と気が合うかも。