
方言と言うより、語尾が上がり気味になりイントネーションが多少違うだけで、そんな話し方をする地域もあるだろう。
実際、探さないと分からないほど北海道独特の方言は少なく、よく言われる「なまら」「したっけねー」とか、話題になる北海道弁は筆者はほとんど使った記憶がなく、いつも、そんな方言あったかな?と思う。
元々日本各地からの集まり所帯の北海道では、明治の開拓以降、小学校で徹底的に標準語に直され、今では東北出身者の多い海岸沿いなどで稀に東北弁の混じった方言を聞く事があるが、若い人はほとんど標準語で、少しイントネーションが違う程度だ。小学校の頃、「さしすせそ」が綺麗に言えない東北からの同級生がいて、治されていた記憶がある。ひどく寒いとき「しばれる」とは使うが、これは他にいい表現が無いからで、個人的に、体が縛られて痛く感じるほど寒いと解釈している。手袋を身につけるのを「手袋をはく」というが、これも方言かな?「履くは靴だろ!四足か?」といわれれば「確かに そだね~!」というしかないが、なんて言えばいいのか?
ちなみに、最近は関東弁をきどってか「鮭」をシャケという人も多いが、北海道では「サケ」が普通。大泉洋が北海道弁といわれてもな~。あれは単に彼のしゃべり方が汚いだけか、わざと友達口調で話してるのだろう。自分なら彼の会話は「話し方が汚い」と注意する域だ。
