

28日、北東部にあるのシーア派の聖廟都市でイラン第2の都市マシュハドMashadで日用品の価格高騰などに抗議するデモ



これまでのイランのデモと言えば、イラン制裁を行う米国非難のデモしか記憶に無いが、シーア派宗教指導者ハメネイ師にも非難が上がっているとすれば、情勢はかなり深刻なようだ。当然だが、イラン当局者は、BBC等西側メディアがデモを煽っていると発言している。イランTVは、全国1200の街で抗議集会が行われたと報じた。個人的には、イランでは秘密警察や密告制度が網羅されていると聞いているので、時間の問題で沈静化するだろうと思っているが、罰則の厳しいイランに、相当な数の不満を持つ集団が存在するのが表面化したことでは注目すべきニュースだ。
イスラム教シーア派の大国イランはスンニ派大国のサウジアラビアと厳しく対立し、シリアやレバノンのほか、イエメン、カタールなどを舞台に“代理戦争”を繰り広げてきた。海外への資金投入に対して国

2018年1月2日、イランでは反政府集会参加者の死者数が10人に増えた。負傷者も複数でている。地元のILNA通信が元旦に報じた。2日までに、警官1名を含む13人が死亡との記事もある。トランプ米大統領も先日、ツィッターを通してイランの反政府集会への支持を表していた。参照記事 参照記事

コメント
2. Posted by 甲東 2018年01月03日 11:02
ロウハニ大統領は、デモの様子を国営放送が報じていないとして、透明性を高めるために報じるよう命じたと。変わったぼんさん達だ。いかがわしい大勢力がほぼ荷担していないということなんでしょうね。
一方、トランプ、ヘイリーはここぞとばかりデモを煽っている。言葉でですが。
今回のイラン政府の対応を見ていると、イランになびく弱小民族も出てくるのでしょう。突然王族までも捕まえ、訳も分からず金で釈放する国より怖さは少ない・・・
一方、トランプ、ヘイリーはここぞとばかりデモを煽っている。言葉でですが。
今回のイラン政府の対応を見ていると、イランになびく弱小民族も出てくるのでしょう。突然王族までも捕まえ、訳も分からず金で釈放する国より怖さは少ない・・・
3. Posted by 甲東 2018年01月07日 15:20
サウジで王族11人が捕まり、牢屋に放り込まれたと。王族に対する水道・電気料金免除の停止に抗議するため、リヤド知事に掛け合おうとしたと。サウード家の中では分家筋の人達のようです。
いろんな意味で情けない話し。イランのデモは、一応一般市民が起こしたもの。片や王族が自分のために抗議・・・イランの方が多少なりともまともに思える。サウジの一般市民は骨抜き状態だろうか・・・
ちなみに、現サウジのサウード家の本家は、アブドルアジズ初代国王(第三次王国の初代)の直系の人達。この人達が国王の座をたらい回し。本家の王子だけでも1000人近くいるという噂。分家筋も入れると1万人近いかも。
いろんな意味で情けない話し。イランのデモは、一応一般市民が起こしたもの。片や王族が自分のために抗議・・・イランの方が多少なりともまともに思える。サウジの一般市民は骨抜き状態だろうか・・・
ちなみに、現サウジのサウード家の本家は、アブドルアジズ初代国王(第三次王国の初代)の直系の人達。この人達が国王の座をたらい回し。本家の王子だけでも1000人近くいるという噂。分家筋も入れると1万人近いかも。
サウジ等も物価が高騰中です。でも、何も伝わってこないところが凄い。王族でも逮捕されるところを見せられた・・・
それより、ヨルダン軍にいた、国王の親戚3人が同時に退役した方が怪しげ。サウジ寄りの考えを持っていたのだろうか・・・逆も大いにあるが。
もともと鉄砲を撃つのが好きな国王ですが、最近の軍の実弾演習に自ら参加した、参加せざるを得なかった、か・・・