marawi-768x567911cd6fa12b0ef71882013155373c69bフィリピンのマラウィMarawiでは、まだIS同盟組織マウテMauteとの戦闘は終結していない。2017年7月28日には、IS側が、待ち伏せ攻撃で19人の政府軍兵士を殺害したと公表している。これまでに政府側集計では、IS兵士470人以上、その他、政府軍兵士約100人以上、市民、合わせて630人が死亡したと言われ、29日の報道では、市内の1平方キロに満たない地域に孤立したマウテ戦闘員は約60名で、戦闘は今も続いているが、終結は間近といわれている。過去ブログ:2017年6月政府軍、マラウィ市をほぼ制圧 フィリピン 参照記事 参照記事

147997632712406Philippines-master768一方で、長年反政府活動を繰り返す毛沢東主義共産反政府組織Maoist rebel(現中国とは無関係)傘下の、自称、新人民軍 NPA:New People's Armyを名乗る武装組織communist fightersとの対立が再浮上してきた。ドテルテ大統領President Rodrigo Duterte はこの共産左翼武装組織と最近まで和平協議を進めていたが、5月23日、ミンダナオ 島Mindanao全域への戒厳令発令後に緊張が高まり、共産側が大統領警備兵を襲撃したり、フィリピン軍兵士3人を殺害する事件発生、協議は凍結された。
Matnog-Sorsogon-Mapそんな中、マニラから南東へ383キロのソルソゴン州province of Sorsogonで、パトロール中のフィリピン軍と共産左翼組織との武力衝突があり、軍は共産側3人を殺害したと2017年7月28日公表した。
7月20日、マラウィ近くを視察した大統領は、「このIS殲滅作戦が終了した際には、次の目標は共産組織だ」と発言している。すでに次の攻撃を睨んでか、大統領は2万人の新規兵員採用を表明している。フィリピンの共産主義反政府組織は1960年代から活動し、アジア圏では最も長い歴史を持っている。組織は7月19日マニラで政府軍兵士2名を殺害、同日、ミンダナオで警備兵1名を殺害、政府兵士5名を負傷させている。 参照記事 参照記事  過去ブログ:2014年3月インド毛派 Maoist(ナクサル:Naxal)16人殺害 インド

nappi11 at 00:13│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 九州の案山子   2017年07月30日 06:03
おはようございます。

フィリッピン  ドンパチ  始まりましたかアラ まーー

家の 次男坊 ヒリッピン 一緒 なってんですよ[

2. Posted by 案山子   2017年07月30日 06:40
借りて゜帰ります  田舎 ネタ切れ  

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