DFa8KFRXsAAkBt0英国インターネット紙メイル・オンラインによると、Advanced Marine Services社のダイバーたちが、貨物船SS Minden(1921年建造、全長109.9m 、総トン数4,160 grt、ブレーメンの北ドイツ・ロイド(ノルトドイッチャー・ロイド社:Norddeutscher Lloydが所有していた)で、南米の銀行からドイツに輸送中だったとみられる1億ドル相当(英国紙では £100million、1億ポンド:約144億円相当)の4トンの金を見つけた。金塊は船の郵便室にあり、引き上げる為には船に穴を開ける許可をアイスランド政府から得る必要がある。船はブラジルからドイツに向かっていたが、1939年9月1日のドイツ軍ポーランド侵攻後の第二次世界大戦が始まった9月24日に、アイスランドから約190キロの沖合で沈没したされる。英国艦隊に気づかれたため、ヒトラーが船長に船の沈没(自沈)を命じたとデイリー・メールが伝えている。写真の船は、良く似た姉妹船SS Porta, sister ship SS Porta 参照記事 参照記事

8041e038c1cc535f01737542a487653b無事に金塊が回収できたとして、ロシア紙はドイツが南米の銀行から強奪したと書いているが、この金塊の出所も気になる。ドイツは第二次大戦前の1939年1月24日にユダヤ人国外移住の促進を命じ、ユダヤ人の財産の剥奪や移動手段の制限をした。この事で、それまで移住ユダヤ人を受け入れてきた南米諸国など各国が難色を示すようになった事実があり、ナチスが、ユダヤ人がそれまでに南米に移した財産を、戦費調達を目的に違法に没収した可能性もあるのでは無いだろうか?



nappi11 at 12:03│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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