
スンニ派国家サウジアラビアSaudi Arabia内務省は、同国の治安当局が現地2017年6月23日、イスラム教の聖地メッカ(英表記Mecca はマッカ Makkahに改められたが、両方使用されている)にある礼拝所、スンニ派大モスクGrand Mosqueと巡礼者pilgrims,worshipers に対する差し迫った襲撃を未然に阻止したと発表した。モスク襲撃を計画していたとされる容疑者の男は治安部隊に包囲され、自爆したという。
内務省によると、治安部隊は男が身を隠した建物を包囲。複数の当局者は、容疑者が投降の呼びかけに応じず、治安部隊に発砲したうえで自殺したと述べた。
爆発の影響で男が潜伏していた建物の一部が崩壊:左。サウジ通信の関係者はCNNに、外国人6人が負傷し病院に搬送されたほか、治安要員5人も軽傷を負ったと明かした。今回の計画への関与が疑われる男女5人が逮捕された。内務省は、メッカを拠点とする2組織と西部ジッダJeddahの1組織が襲撃を計画したとしている。記録映像

大モスクは世界最大のモスクで、イスラム教の聖地であるカーバ神殿(Kaaba 、 Ka'aba=The Cube):写真右下の黒い建物 を取り囲んでいる。
サウジは2014年以来、過激派ISのテロ攻撃を受け、2016年のラマダン中にはMedinaで爆弾テロが在り、治安兵士4人が死亡し、同時期に各所で起きた3箇所の爆弾テロで計7人が死亡している。サウジでは、スンニ派が85~90%、シーア派が10~15%と言われ、サウジは、イエメンのシーア派反政府組織「フーシ派:Shia Houthi rebels」と戦闘状態の暫定政権(ハディ大統領派:Hadi pro-government forces) やシリアのISと対立する反政府派を支援している。 参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2017年6月国家崩壊寸前のイエメン
コメント
ある人が言うには、サウジの約60%は無関心層、リベラルが約20%、宗教保守派が約20%と。リベラルは主として技術屋やビジネスマン。宗教保守派には穏健な人もいるがテロリストになるような連中もいると。
余り派手な動きをすると、王政危うし・・・原理主義大好きな日本のムスリムが、サウジの王政は3年で潰れると思っていたが、今回の皇太子交代で、1年で潰れるかもと言っていた・・・こんな希望(?)を持つ人間が日本にもいる・・・
何を今更、という感じ。ヘンリー・ジャクソン協会は、アメリカのネオコンの影響を受けた組織という話があります。うーむ・・・
揉めろー、やれー、という動きが出始めたか。昨日、カタールが13項目の要求を拒否しましたが、サウジ等4カ国は、あらまー、という感じのような。
どうなるんだろう、と思っていると、突然戦争を始めるのが中東だが・・・まさか・・・
最近、皇太子が、“穏健なイスラム”に戻る事がサウジ近代化の鍵になる、と言ったと。彼の穏健の意味が分かりませんが(腐敗の意味も不明)、ワッハーブのぼんさん達も9月に20人ほどしょっ引かれた・・・好き放題やってますね。
王様が世俗になり過ぎると、ウマイヤ朝と同じだが。乞うご期待です。
4日、イエメンから首都リヤドにミサイルが飛んできた。同じく4日、レバノンのハリリ(元)首相が、俺、ヒズボラに殺されそうやから辞ーめた、と信じがたい事を言った。このハリリは現在、サウジに拘束されていると。
イエメンからのミサイルは、これからもどんどん来そう・・・サウジがハリリに、応援してやるからイランの分身のヒズボラと戦え、イスラエルは手伝うと言ってるぞ、と脅したのでは。ハリリはビビって辞めた。
レバノン介入に反対しそうな連中を事前に逮捕した。いつものように、サウジ自身は裏に隠れて介入が出来るとは思いにくいが・・・シリア、イラクの紛争も吹っ飛びそう。


海外からの労働者を除くと、シーア派は約25%という話しもあります。サウジ南西部(イエメン国境沿い)にいるザイド派、イスマイル派も含みます。
サウジの西部(紅海沿岸)はほぼ普通のスンニ派で、サウジ全体の半分近くとか。ヨルダン王家はこの地域の出です。
ということは、サウジ王家のワッハーブ派は(主として半島中央部)、シーア派ととんとんのような。ワッハーブ派が金と力で抑えまくっているのでしょう。
1979年には実際にグランドモスクが数百人の暴徒に占拠されました。主体はサウジ人で、ワッハーブ派の連中。サウジ建国直後に王家から裏切られた連中の子孫とか。サウジは鎮圧できず、何とパキスタン軍が鎮圧。腐れ縁かも知れません。
ビンラディンもワッハーブで、王家を批判していた。案外、自滅するかも知れませんね。初代はえぐい人だった・・・