
主催者発表では科学者デモは世界の600カ所強で実施。ワシントンでは1万人以上(米メディア推計)が参加したほか、日本では東京や茨城県つくば市で開いた。北極にいる探検家もツイッターで参加表明した。
一方、トランプ大統領は「アースデー(地球の日)」でもある同日の声明で「米国の労働者家庭を害さずに環境を守らねばならない」と主張。炭鉱労働者らの職を奪うとして発電所の二酸化炭素(CO2)排出規制などを撤廃する意向を示唆し、科学者の抗議を意に介さない姿勢をみせた。トランプ氏は温暖化を「でっちあげだ」と主張するなど、科学軽視の言動を繰り返している。科学技術予算を大幅に削減する方針も示し、科学者団体や環境団体などが懸念を表明している。参照記事
ドナルド・トランプ米大統領は2017年3月28日、オバマ前政権が導入を進めた地球温暖化対策を目的とする規制を見直し、国内の化石燃料産業の振興を目指す大統領令に署名した:写真左。
炭鉱労働者たちやスコット・プルイット環境保護局(EPA: Environmental Protection Agency)長官が見守るなか、大統領令に署名したトランプ大統領は、「我が政権は石炭産業に対する戦争を終わらせる」と語った。
トランプ大統領は、「政府の介入を押し戻し、雇用を失わせる規制を撤廃するため、米国のエネルギーに対する制限を取り除くという歴史的な一歩を、きょうの大統領令で実現する」と述べた。昨年の大統領選でトランプ氏は、2015年末に合意された地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの脱退を公約にしていた。「エネルギー自立大統領令:Energy independence Presidential Decree」によって、オバマ前政権が導入した規制のうち10項目近くが撤廃され、化石燃料が推進される。経済団体が大統領令を歓迎している一方で、環境保護団体は激しく批判している。参照記事
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コメント
ただ、形容詞だらけのスピリチュアル人間よりは理解しやすいし、必要に応じ反論も出来る。
温暖化の影響云々騒ぐ連中の主張に歪曲が多いよね。
穀物生産なんか、育てる作物変えない前提で減るとか主張してる。(気候変動に対応した作物育てれば温暖化なのだからむしろ増産になる。)しかもその主張の減少割合も、大騒ぎしてるけど実は歴史的な品種改良等の増加割合よりはるかに少なかったりするし。