
アメリカのロサンゼルスを拠点として活躍するマイケル・ニュートン氏(Michael Newton)は、ヒプノセラピスト(催眠療法士)として、前世や死後の世界を語る多くの患者を診察した。彼はルエリン(LLEWELLYN)というスピリチュアル系ウェブサイトで、「輪廻転生はある」と伝えている。
彼が診察した患者の言葉によると、地球はいわば魂にとって学校のような所。自然災害や人的災害により時にカオスな状態に見えるが、障害を乗り越え、魂として成長するには絶交の場所だ。通常の覚醒している状態では悟ることができないが、催眠療法によって超意識の状態になった人には、それが分かる。彼らによれば、ここでの人生には目的があり、すべて計画通りに、順序良く進んでいる。催眠療法によって人生の意味を理解した患者たちの心は安定し、障害に立ち向かう強さを得るとニュートン氏は述べている。
また、ニュートン氏によると、輪廻転生の仕組みには「因果応報」の法則が働いている。多くの場合、過去の世で受けた感情的、あるいは身体的な痛みは、今生にも引き継がれる。今生の悩みは、過去の世に原因があるかもしれず、現状はまさに過去の自らの行いによって生成されたのである。
一方、輪廻転生の話に欠かせないのがソウル・メイトの存在だ。過去に因縁のある人が自分の近辺に生まれ変わってくるが、それは多くの場合、過去の世での「カルマ」が関わっている。時に、人間の脳は「この人は本当に私に合っているのか?」と迷わせたりするとニュートン氏は言う。ソウル・メイトとは因縁関係があるため二人は必ず出会うことになるが、二人が本当に一緒になるかどうかは、それぞれの自由意志に任されているという。催眠療法で前世、あるいは生を受ける前にいた世界を垣間見た人に共通するのは、死に対する恐怖がなくなるということ。彼らを苦しめていた悩みは消え、人生や将来に対する考え方が変わり、心に平安がもたらされるとニュートン氏は伝えている。参照記事
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コメント
新興宗教とも言えないような怪しげな宗教の教祖様は、どちらかと言えばspiritualな人になるか。イスラムは経典を持っていないと宗教と認めないとか。spiritualな人が腐るほどいたのでしょう。今もそうだが。
あのおばちゃんは、主として神道大好き人間(religiousな人)からspiritualなものを聞きかじったnaiveな人というところでしょう。一見綺麗な言葉で言うとですが。
スピリチュアルの逆襲か。でもなー共通の教科書が無いと困るなー・・・
イスラムの国のように、世俗主義者とイスラム主義者の争いのようなことが数十年後に起こらなければ良いが・・・へんこは日本らしさを変える。
ついでに言うと、道徳はやっぱり公共心とか社会性の育成がメインだとおもいますよ。もっとも今回の教科化とかは、意欲は買うけど方法は微妙かなあ、と言う気がします。中学現場はわざわざ道徳の教材研究を追加でやる程、余裕ないですから。
真面目な話、道徳専門の教科担当がいればよいと思うのですが、そうするとサヨク系の胡散臭いのがこういうの担当したがるから無理なのでしょうね。
正直、高校の組合とかの政治姿勢は異常ですから。平然と職員室の掲示板に「戦争法反対」みたいなチラシが貼ってあったりしますからね。
ビジネスマナー、会話、お作法の時間なら一つくらいは記憶に残るか。
最近、高野山の偉いぼんさんの息子が殺人事件を起こしました。道徳(の時間)に反発を持つ子が出てくるでしょうね。
大阪府私学審議会の親分は道徳大好き人間でした。最近の国会議員の失言を聞いていると、ますます嫌われる存在になるかも・・・人の道は科学以上に難しい。
教育勅語を作っている頃でさえ、人の心に踏み込むのはよろしくないという(少数?)意見があったそうです。
私は、スピリチュアルという言葉を聞くと、かなり怪しげな印象を受けます。ところが、元々の英語には怪しげな意味合いは無いそうです。ある人が、19世紀半ばにアメリカで始まったspiritualism=心霊主義、心霊術、降霊術とちゃんぽんで使われているからではないかと言っていました。なるほど。
昭恵君をスピリチュアルな人と言う人がちょろちょろいますが、さてどちらの意味でしょう・・・