mosul49-PM-e1488043565506-635x357イラク治安部隊がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦を進めている北部モスル(Mosul)で2017年2月25日、道路脇に仕掛けられていた爆弾が爆発し、取材活動中だったクルド系メディア、ルダウ(Rudaw)の女性記者1人が死亡した。ルダウの関係者がAFPに語ったところによると、死亡したのはイラン出身の元難民シファ・ガルディ(Shifa Gardi)記者(30)。同行していたカメラマンも負傷したという。
Rudaw English(@RudawEnglish)さん  Twitterクルド系メディア・ルダウ(Rudaw)の英語版は、筆者が良く目にする情報源の一つで、銃弾や砲弾、そして手製地雷が炸裂する、世界で最も危険な地域といわれるイラクでは起きても不思議ではないが、残念な気持ちで一杯になる。心よりご冥福を祈る。左下は、 Erbilにある会社のデスク。

治安部隊は2月24日、昨年2016年10月17日の作戦開始以降初めてモースル西部に進攻している。約3年に渡るISのモースル支配で、2000人の警官や軍人、更に市民ら約4千~5千人がISの犠牲になり、処刑後や生きたまま投げ込むのに使ったとされる巨大な自然の陥没穴Khasfa sinkhole(Al-Khasfa Pit、別名恐怖の穴Horror hole)が、モースルから南へ約20キロの郊外で確認されている。sddefaultインデックス深さが400mともいわれるこの穴に、車ごと投げ込まれた運転手も多いと言われている。この穴は、モースル周辺に数多くあるISの巨大埋葬地のひとつでしかない。記録映像 参照記事 参照記事  参照記事 取材中の映像など これまでのISの記録映像(2014年8月のISのプロパガンダ映像 42分):この時はまだモースルを占拠していない。モースル占拠は2014年6月

nappi11 at 00:14│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by くすのきのこ   2017年02月28日 23:24
合掌。・・・亡くなられた女性の宗教は知らないがとりあえず・・。
手製地雷・・武器供給量が減ってきているのか??
イラク・・大国とやらの驕りの犠牲国。コクレン失墜の現れだった。
ベトナム戦争のベトナム民間人犠牲者数は南北合わせて458万人超えとか。
中東の国境ライン引き直しではどうなるやら・・
戦争を引き起こし、ISを使って持続しているような銭ゲバは勘定してるだろ
う・・。

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