2016年09月29日  商業 経済 
消費経済の低迷は、どこの国でも最初に百貨店、量販店、特に衣料関係に現れる傾向がある。
urayasu日本の百貨店では、北花田阪急、西武八尾、西武筑波、そごう柏、三越千葉、多摩センター三越の閉店が発表された。また東洋経済では「伊勢丹松戸、伊勢丹相模原、伊勢丹府中も閉店候補に挙げられている」と掲載されている。量販店だとイトーヨーカドーの20店舗の閉鎖、ユニーの25店舗の閉鎖がすでに発表され、ヨーカドーは北海道からは百貨店事業全てから撤退だという。ヨーカドーは2015年9月に「2020年まで毎年およそ10店舗ずつ、最大40店舗閉店予定」と報じていた。 参照記事 アパレルの直営店ではワールド、イトキン、オンワード、TSIの各社が大量閉店を発表して昨年から話題となっている。
121029_macys_00アメリカの大量閉店が次々に発表されている。
フィニッシュライン(150店舗)ピアワン・インポーツ(100店舗)シアーズ(78店舗)コールズ(18店舗)スポーツオーソリテイ(140店 舗)メンズウエアハウス(250店舗)パックサン(175店舗)オフィスデポ(300店舗)エアロポステール(154店舗)ラルフローレン(50店舗)。カナダのジョーフレッシュはマンハッタン店を全店閉鎖し、JCペニーでの販売も契約期間が終わったと思われ完全に姿を消してしまいました。セレクトショップや細かい企業をあげればもっとありますが、これだけでも1415店舗。そして、なんといっても、最も衝撃的だったのが、米国最大のデパート、メイシーズの100店舗の閉鎖である。アメリカも相当に洋服が売れにくくなっている。
001e4f9d7c110a79fe9738中国小売業は「死屍累々」の惨状 閉店ラッシュはネットの影響でなく中国経済そのものの低迷が原因だ。スーパー業の場合、華潤万家という全国チェーンが今年に入ってから727店舗を閉店させ、「閉店ラッシュ」の最高記録を更新したという。有名なカルフール・グループも中国全土で18店舗を閉店し、人人楽というスーパー大手は11店舗を閉めた。「百度百科・閉店ラッシュ」によると、中国小売業の閉店ラッシュは昨年からすでに始まっている。2015年の1年間、全国の小売業界で約865店舗も閉店の憂き目にあったが、今年に入ってから、この勢いはさらに増しているという。
9月5日、中国社会科学院財経戦略研究院は「流通青書・中国商業発展報告(2016~17)」を発表したが、その中で、今後5年以内に、中国全国の 「商品交易市場」、つまり百貨店やスーパーやショッピングセンターなどは、約3分の1が淘汰(とうた)されていくと予測している。とのことで、中国の閉店ラッシュの原因は、明らかに経済失速である。

291547ca9fe6e49a2a2725300143452c3992d3a27dbc8586cb1b832028fb6c6c米国の場合、これだけの店舗が一気に閉鎖に追いやられたのは、様々な事情が複雑に絡み合っており、ファストファッションの登場から、インターネット販売への移行、アウ トレットやオフプライス店人気、若年層がモールへ行かなくなった、アスレジャー(Athleisure:Athletic-運動-とLeisure-余暇-を組み合わせた造語)による軽装スタイルのトレンド(流行):左、消費者が物よりも体験を求めている、生活の中にデジタル機器が真 に入20150730230437り込んだ人類最初の世代、ミレニアルズの存在、等々。しかし、いずれにせよ日米ともにオーバーストアで供給過剰であることは間違いない。中国は「鬼城(きじょう、拼音: Guǐchéng、グェイチョン):右」と呼ばれるゴーストタウンghost townがあちこちに作られているから元からオーバーストアなのである。参照記事 参照記事 以上は、経済動向に敏感な繊維産業のブログなどからの抜粋、編集だが、米、中、日の消費経済が転換期を迎えたようだ。

nappi11 at 00:11│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by POPPO   2016年09月29日 12:16
栄枯盛衰は世の習い、彼のダイエー帝国もジャスコ連邦もセブンアイも免れえなかった。そんな中・・・・・。w

イトーヨーカ堂やユニーといった総合スーパー(GMS)の相次ぐ閉店ラッシュを好機ととらえ、“虎視眈々(こしたんたん)”と閉鎖物件を狙うのが、ディスカウントストア大手のドンキホーテホールディングス(HD)だ。業績不振で撤退した店舗を改装して入居する「居抜き」と呼ばれる手法でローコストの出店を果たしつつ、独自の商品展開で集客力を強化し、売上高や利益を伸ばしている。中期的な目標とする平成32年度までの売上高1兆円、店舗数500店の達成に向け、閉鎖店舗を飲み込みながら再生し、成長していく同社の今後の動きに注目が集まっている。以下略 産経新聞9/27

一昔前はバッタ品専門店が雨後のタケノコ状態だったが、安定した商品供給が出来ずバッタバッタと消えていった。w
ドンキはしぶとかったのだ。w
まぁ、デフレのあだ花がどう生き残るか興味津々なのであります。w

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