ドイツ南部アンスバッハAnsbachで2016年7月24日午後10時(日本時間25日午前5時)過ぎに
爆発があり、12人が負傷した。爆弾犯と思われる男も死亡したと警察は発表した。地元紙が一時、ガスの爆発事故と報じたが、当局は手製爆弾による犯行と断定している。現場の近くでは野外音楽祭Ansbach Open Music Festivalが開かれており、観客約2000人は避難した。報道では、死亡した容疑者はワインバーEugene’s Wine Barの前で自爆したと報じられ、この少し前に、同一人物と思われる男がバックパックを背負って、約2500人が集まっていた近くの音楽会場に入ろうとしたが、チケットを持っていない事で入場を止められたと言われている。容疑者は2年前にドイツに入国。イギリスのテレグラフによると、シリアからの亡命asylum希望者だったという。1年前に亡命申請を退けられたが、シリアの内戦でドイツ国内にとどまることは認められた。これまでに2度、自殺を試みたことがあり、精神治療を繰り返していたという。その後の調べで、ドイツからブルガリアへ追放されることになっていたと判明した It has now emerged that the bomber was due to be deported to Bulgaria from Germany.。
南部バイエルン(Bayern、英語:Bavaria)州で1週間の間に、これで3件の無差別攻撃が相次いだことになる。ドイツでは18日夜、南部ビュルツブルクWuerzburgを走る列車内でアフガニスタン人の移民少年がおのやナイフで乗客を襲い、4人が負傷している。また22日にはミュンヘンMunichのショッピングセンターで乱射事件があり、9人が死亡している。
また、この事件の数時間前には、ドイツ南西部,
2016年7月26日:25日バイエルン州Bavariaの内務大臣Joachim Herrmannは、24日にアンスバッハAnsbachで自爆した容疑者が、携帯電話にISのリーダーAbu Bakr al-Baghdadiに忠誠を誓い、ISを妨害するドイツ人に対し報復をするとの内容のビデオを残していたと公表した。IS系メディア Amaqは25日、容疑者をISの戦士と主張しているが、当局は、容疑者がISと連絡を取ったり、攻撃の指示を受けていた証拠は無いが、しかし、残されたビデオの内容から、イスラム教徒による攻撃たったことに疑いは無いとしている。記事はまた、相次ぐ移民による殺傷事件の発生で、メルケル首相Chancellor Angela Merkelの移民を受け入れる政策への非難が起きていると報じた。ドイツは2015年、100万人以上の亡命希望者を受け入れている。 参照記事
容疑者がすでに、最初に難民登録されたブルガリアへの国外追放処置を受けた後もドイツ国内にいたことから、ドイツに約20万人居るといわれる、亡命申請が棄却され、国外退去を受けた難民に対する追放を加速する発言が国会議員から出ていると報道された。参照記事