メキシコは世界3大ケシ栽培国の1つであり、主にゲレロ州・ミチョアカン州・オアハカ州・チワワ州・ドゥランゴ州・シナロア州で栽培が行われている事が国連薬物犯罪事務所(UNODC)との協力で実施された調査によって明らかになったとメキシコ政府が発表した。報告書2014-15年メキシコケシ栽培モニターによれば、メキシコではケシ栽培が毎年2万1000ヘクタールから2万
8000ヘクタールで行われ、UNODCの地域代表者Antonio Mazzitelli氏は、メキシコでケシ栽培が報告されてから120年たって初めて報告書が作成されたと指摘している。メキシコで栽培されたケシから作られるヘロインの主な消費地は隣国アメリカ合衆国。左下は、麻薬カルテルの分布図 過去ブログ:2016年1月メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2015年12月~2016年 メキシコ
メキシコ以外のケシ主要生産国はアフガニスタンとミャンマーで、UNODC(本部ウィーン)は2015年10月14日、アヘンやヘロインの原料となるケシの世界最大の生産国アフガニスタンで2015年、ケシの栽培面積が前年比19%減の推定18万3千ヘクタールとなり、2009年以来、6年ぶりに減少に転じたと発表していた。ミャンマーに関して新しい資料が見つからないが、2013年のケシ栽培面積が前年比13%増の5万7800ヘクタールに達したとするUNODCの報告記事が確認できた。参照記事 参照記事余り知られていないが、アフガンでタリバンが政権を取った2000年頃、タリバン
はケシ栽培を禁止したが、今はタリバンや地域部族、地方役人らの資金源となっていると言われる。メキシコは他に、マリファナ、中国から密輸される原料で製造される合成麻薬、南米コロンビアなどからのコカインを、大消費地米国だけでなく、世界中へ送り込んでいる。
米国でのヘロイン使用者は、2014年で約100万人と言われ、2003年の3倍に増大している。参照記事

