
ロシアのプーチン
Vladimir Putin
大統領Russian President Vladimir PutinVladimir Putin
は2016年5月27日、ギリシャの首都アテネに到着した。写真は、プーチン氏とギリシャのチプラスAlexis Tsipras首相。2日間の訪問中、同国のチプラス首相と会談。ガス輸出など経済協力を進め、ウクライナ 問題を巡る欧州連合(EU)の対ロシア経済制裁を切り崩す狙いがある。一方、ギリシャは、金融問題が緊迫する中、ロシアに接近し、経済再建には海外からの投資が欠かせない為、ロシア勢を呼び込むことで 民営化案件などで欧州や中国の投資家と競わせる思惑ものぞく。

黒海からブルガリアを経由する「サウスストリーム:South Stream」構想はガスプロムの市場独占を嫌うEUの圧力で一度は頓挫したが、ブルガリアは受け入れる方向のようだ。
右の図の黒い点線が「サウスストリーム:South Stream」で、トルコ経由は、ロシア機の撃墜で遠のいた経緯があるが、あくまでもロシアの独占を嫌うEUは、アゼルバイジャンからカスピ海産のガスをトルコ経由で欧州に運ぶ計画を推進し、5月17日にはギリシャ首相チプラス氏らも出席しギリシャ―イタリア区間の建設開始を祝う式典が開かれた。

今回のプーチン氏には、ロシア国営ガスプロムのトップや多くの経営者が同行。制裁解除を見据えて、ギリシャ側との間でエネルギー、観光、科学技術、農業(現在EUのロシア制裁でロシアへの農産物輸出が出来なくなっている)など複数の合意文書に署名を交わす予定だとされ、ロシアとギリシャの思惑がうまくかみ合ったように見える。参照記事 参照記事
これまでの経緯を振り返って見ると、制裁と経済危機で落ち込んだ両国の、駆け引きの巧みさが際立って見える。そんなプーチンの次の課題は、訪日で如何に日本を抱き込むかだろう。
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コメント
2. Posted by くすのきのこ 2016年06月01日 20:36
こんにちは。中東情勢の根っこは石油利権・・つまりエネルギー利権に絡む
英米蘭のオイルメジャーがイスラエルを当地の監察官として使っているから。
これに対抗するためにロシアは動いているわけで、プーチン氏はロシアの石
油売買による好景気の時に貯めた国の予備資金でなんとか国民生活を保つ努
力をしている。元々旧ソも資源国であり保護貿易で凌いでいたわけで・・。
今回の経済制裁をうま~く利用し国民を励起させる事ができれば・・しかし
長年の愚民政策の一環である教育の不備・・マネージメント等の発想を教育
してこなかった・・技術はあれども市場へのインフラが・・なども問題解決
を遠のかせている。ギリシャはスイストドイツの投資による相場コントロー
でユーロ安へと誘導するためにEUに使われてきたわけで、EUの構造上部に
座る金融家達が問題・・綻びは東欧及びバチカンの露よりとなって・・。
英米蘭のオイルメジャーがイスラエルを当地の監察官として使っているから。
これに対抗するためにロシアは動いているわけで、プーチン氏はロシアの石
油売買による好景気の時に貯めた国の予備資金でなんとか国民生活を保つ努
力をしている。元々旧ソも資源国であり保護貿易で凌いでいたわけで・・。
今回の経済制裁をうま~く利用し国民を励起させる事ができれば・・しかし
長年の愚民政策の一環である教育の不備・・マネージメント等の発想を教育
してこなかった・・技術はあれども市場へのインフラが・・なども問題解決
を遠のかせている。ギリシャはスイストドイツの投資による相場コントロー
でユーロ安へと誘導するためにEUに使われてきたわけで、EUの構造上部に
座る金融家達が問題・・綻びは東欧及びバチカンの露よりとなって・・。
共に実体経済はボロボロ。w
よく似た国が隣の半島の北側にもありましたっけ。w
一度や二度引っ掛かる国があっても、失くした信用は二度と戻らず、新たなカモを見つけても数々の悪事が広まりすぐ行き詰ってしまう。支那も含めて口の達者な国は信用も民度も低いと、私は思うのでアル。w