o03370500136535840962016年5月28日:24日に日本のコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)で14億円余りに上る不正な現金引き出しがあったと報じられた問題に関し、マレーシア華字紙・中国報(China Press)はマレーシアの犯罪グループが関与した疑いがあると伝えた。 現金の不正引き出しがあったのは5月15日と報じられており、各地のATM約1400台から3時間足らずの間に偽造とみられるカードcounterfeit credit cardsで14億円強が引き出されたという。同紙は「組織が作った偽造カードは100人以上に渡されている」と指摘している。

手口は、違法に入手されたカード情報を偽のカードに刷り込み、それを使って、現skiming2金引き出し役が、いっせいに引き出すもの。
カード情報からの情報抜き取り(スキミングSkimming)には、上記の事件のようにコンピュータからのハッキングや、スキミングリーダーと呼ばれる装置を使う場合もあり、日本でも既存のATMにこの装置が組み込まれたものskimingが数年前に見つかっており:左、読み込まれたデータは瞬時に電波で転送される。また、ATMの周りのボックスなどにカメラが仕掛けられ、撮られたデータが転送される場合もある:右下の写真では、矢印の小さなカメラが画面を盗み撮りする。危険なのはATMよりも、クレジット支払いができる飲食店、店舗で、海外では支払いで渡したカードの情報が店で抜き取られる被害が多く、日本でも、焼肉店でカード情報が抜き取られ、後日偽カードで現金が払い出しされていたケースがある。2012 ~2013にかけて、日本を含む世界20カ国以上で偽造クレジットカードforged credit cardsによる事件が発生し、被害額は45億円 ¥4.5 billionに達したとされる。最も狙われているのがATMが普及している日本で、今回の事件前、被害額は10億円以上に達していた。 参照記事

nappi11 at 00:53│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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