
当時市長は、白昼でも犯罪者を射殺する『ダバオ・デス・スクワッド (Davao Death Squad:DDS)』という自警団を操っていたといわれ、彼自身も愛用のオートバイで市内を回り、凶悪犯には自ら拳銃で応戦し、あだ名が「処刑人(The Punisher)」「ダバオのダーティーハリー(Dirty Harry of Davao)」だった。右が当時の写真

今回の選挙戦では、犯罪対策に焦点を当て、「麻薬密売人はすべて殺せ」などと警察官による犯罪者の射殺容認を強調する上、大統領になった暁にはアロヨ政権下ですでに廃止となった死刑制度も復活させ、10万人を処刑するとも公言している。
過去にここのブログで、この元ダバオ市長の事を2009年11月に書いていたことを思い出した。当時「ミンダナオ島 は、自分でギャングを撃ち殺して回る現職のドテルテ市長が居る地域で、とてもまともな法治が行われているとは言いがたい。」と書いていたが、よく調べると、 彼の違う側面が見えてきた。過去ブログ:2009年11月知事選がらみ?で57人殺害 フィリピン ミンダナオ島


硬派かと思えば、選挙では、ゲイやイスラム教徒や障害者の立候補も認める寛容さもあり、人種差別的な行政や法令に対し批難する立場を取り、「人は誰でも幸せになる権利がある」と発言している。アロヨArroyo政権時代に市長だった彼は、アロヨ大統領の犯罪対策顧問だった。
彼はまた、軽視されていた少数原住民や部族民に対しても目をむけ、地位向上に貢献した。
歴史関係の読書を好み、離婚歴が一回あり、4人の子供の父親。大事なことを決める際には両親の墓参りを欠かさない人物と紹介されている。


参照記事 英文記事 英文記事

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コメント
2. Posted by ん 2016年05月10日 23:34
ダバオ市長としての実績は有名だよな。
どうでもいいけど、誰だろうか、最初に「フィリピン版トランプ」と言い出したマスゴミは。
先日もテレビでそう言ってたけど、本当に語彙力が無いというか頭が悪いというか・・・。
どうでもいいけど、誰だろうか、最初に「フィリピン版トランプ」と言い出したマスゴミは。
先日もテレビでそう言ってたけど、本当に語彙力が無いというか頭が悪いというか・・・。
3. Posted by くすのきのこ 2016年05月20日 23:24
当地には劇薬が必要なのであろう。そんな国がた~くさんある。
マヤクと武器とカネ・・そして内乱誘導・・。
こういうのが得意な欧米中の影響に、キッチリと対抗するためには・・。
自警団というサポート軍団がついていたとしてもね。
これまでのままではフィリピンはカキョーに食われ、アメに食われ、
中京に食われ・・
必要なのは、強烈なネイティブのキャラクターだろうから。
例え倒れようとも、骨抜きにならないのを祈る。
マヤクと武器とカネ・・そして内乱誘導・・。
こういうのが得意な欧米中の影響に、キッチリと対抗するためには・・。
自警団というサポート軍団がついていたとしてもね。
これまでのままではフィリピンはカキョーに食われ、アメに食われ、
中京に食われ・・
必要なのは、強烈なネイティブのキャラクターだろうから。
例え倒れようとも、骨抜きにならないのを祈る。
日本でも政治的実績無くて国のトップになった御仁に碌なのがいない。左巻き政権下では見事な実例がある。民主党の鳩ポッポに空缶。いにしえの社会党では片山と眉毛のお爺様。いずれも国を混乱に陥れた無能揃いと、私は思う。w