
中央軍事委員会は20日午後5時、「北朝鮮を非難する放送を48時間以内に中断しなければ強力な軍事行動に出ると韓国国防部に最終通知する」という軍総参謀部の決定を承認し、同時に金正恩第1書記は前線地域に準戦時状態を宣布し、軍人らに完全武装を命じた。写真は、北朝鮮に向けた韓国側拡声器 それにしても馬鹿でかい拡声器だ。
朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮の金正恩第1書記は前線地域に「準戦時状態(quasi-state of war)」を布告。現地時間21日午後5時をもって自国軍を「完全な戦闘態勢」に置くとしている。

両国とも経済面で中国を無視できない状況では、中国が両国へ矛を収める意向である以上、これ以上状況が悪化することはないだろう。要するに、国境での韓国の宣伝放送がうるさいとしてスピーカーを

国連食糧農業機関(FAO)は2015年7月10日、深刻な干ばつに見舞われている北朝鮮が7月から住民に対する食糧配給量を大幅に減らしたと明らかにし、FAOは「北朝鮮当局が7月から1人当たりの食糧配給量を1日410グラムから310グラムに減らした」と伝えた。また、配給量が減ったことについて、小麦と麦の収穫量が前年比26%、ジャガイモが同24%程度減ったためとみられると説明した。北朝鮮では例年6、7月の配給量は1人当たり390グラムで、8、9月は310グラムに減るとした上で、7月から310グラムに減らすのはそれだけ食糧事情が悪いことを示していると強調した。
さらに、田植えシーズンだった4月中旬~6月末にかけての降水量がごくわずかで、今秋の収穫の見通しも良くないとした。参照記事
つまり北朝鮮は、かつてないほどに食糧事情が悪化しており、当然、現金正恩体制への不満や非難が高まるはずで、最近の北の軍高官や政権側近らの粛清もこの辺が原因ではないだろうか?
国内不安を抑えるには、国民の注意をそらし、クーデターを避けるためにも緊張状態を演出して軍を引き締める必要がある。筆者の想像だが、こんな思惑から韓国へいちゃもんをつけたというのが推論で、その根底には干ばつによる食糧配給の極端な悪化の存在あり、これが大きな原因の一つとみている。さらに、北朝鮮の輸出は鉄鉱石や石炭などの鉱物資源が半分近くを占めるが、現在それらの価格が世界的に下落している。輸入国中国の景気も低迷で、北の輸出量もかなり減少しているだろう。これら全てが北朝鮮の歳入激減につながり、状況をさらに悪化させていると想像できる。どんな決着をするのか、高見の見物をするしかないが、軽く軍事衝突などして「お前が悪い」と言いながら終息するのでは、、。今ままではそうだった。 参照記事
片や南のお笑い天国は二股外交の自爆で二進も三進もならない始末。
で、何時もの共同自作自演に走ったと、私は思った。w