
警察などによると、議事堂前に車で近づいた実行犯の一人が自爆した後、ロケット砲や手りゅう弾、銃で武装した7人(映像記事では自爆犯一人と6人)の戦闘員らが突入しようとし、政府の治安部隊との間で銃撃戦となり、約2時間の銃撃戦で戦闘員は全員射殺された。地元テレビは、議場に煙が充満し、議員らが外へ避難する様子を伝えた。国会ではこの日、国防相人事の承認手続きが予定されていたが、中止された。アフガンでは、昨年末に米軍が戦闘任務を終了した後もタリバンによるテロ活動が続いており、治安の悪化に歯止めがかからない状況となっている。頻発する中心部へのテロに対し、アフガン軍の治安能力が疑問視されている。 参照記事