
2015年4月24日、中国メディアの毎経網が、業績不振となっているマクドナルドは、日本で130店閉店するのに続き、米国や中国でも220店を閉店すると伝えていた。過去ブログ:2014年7月中国の期限切れ食肉問題 2013年4月揺らぐ食の安全と供給国中国のもうけ主義
そんな状況の北京で、冷凍フレンチポテトを供給していた中国の会社Beijing Simplot Foodが、基準以下の汚染された水を使っていたとして罰金約7500万円$629,000と改善を命じられた。マクドナルドは、この会社の水は地域の水質基準も守っておらず、事態は深刻だとしている。
その地域の管理局は、わずかな量の汚染された水が市の飲料水に交じっただけで、飲料には問題ないレベルと返答している。
行政は、汚染物質を出す企業の閉鎖などの手を打っているとされるが、北京の水道水は飲めないと、飲み水にはミネラウォーターを買うのが一般的になっている。しかしその相当数がニセモノだというニュースも目にする。


マックのフライドポテトで思い起こされるのは、2014年12月に大阪で発覚した「フライドポテトから歯が見つかった事件」であるが、日本のマックフライポテトはすべて米国産で、米西海岸から月に平均1万トンを輸入していたとされる。参照記事 映像:マックフライドポテトの製造工程