_82663317_73043637マクドナルドMcDonaldの低迷は、中国での「チキン問題」が始まりだった。2014年7月、チキンの加工を委託している中国の工場が、使用期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚した。日本ではさらに、異物混入、値上げ、全面禁煙、メニューを無くすなどで運営が迷走し多くのファンを失ったことなどが挙げられる。大幅な赤字予想を受け、同社は100人の早期退職者募集や役員報酬のカットを行い、2015年内に131の不採算店が閉鎖され、フランチャイズ契約満了などによる閉店も59店あり合計で190店舗が無くなる。
2015年4月24日、中国メディアの毎経網が、業績不振となっているマクドナルドは、日本で130店閉店するのに続き、米国や中国でも220店を閉店すると伝えていた。過去ブログ:2014年7月中国の期限切れ食肉問題 2013年4月揺らぐ食の安全と供給国中国のもうけ主義

そんな状況の北京で、冷凍フレンチポテトを供給していた中国の会社
Beijing Simplot Foodが、基準以下の汚染された水を使っていたとして罰金約7500万円$629,000と改善を命じられた。マクドナルドは、この会社の水は地域の水質基準も守っておらず、事態は深刻だとしている。
その地域の管理局は、わずかな量の汚染された水が市の飲料水に交じっただけで、飲料には問題ないレベルと返答している。
行政は、汚染物質を出す企業の閉鎖などの手を打っているとされるが、北京の水道水は飲めないと、飲み水にはミネラウォーターを買うのが一般的になっている。しかしその相当数がニセモノだというニュースも目にする。
a7e726743607中国には「水駅」と呼ばれる水販売所が到る所にあり、家庭ごとに契約を結んでサーバーを設置し、ボトルが空になると交換を依頼する。しかし、北京市内に1万店以上 ある「水駅」の4割以上が、有名メーカーのラベルを貼って水道水を詰めた「偽造品」を扱っているという。北京晩報が2015年4月8日付で伝えている。北京市ウォーターサーバー業協会が独自に集計したデータによると、北京市で「偽造品」を扱う「水駅」は、業界全体の40~50%に上り、1日に消費されるサーバー用ミネラルウォーターボトル約65万本のうち、およそ6分の1を「偽造品」が占めているという。 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2009年12月今度は砒素入り健康飲料水 中国 
マックのフライドポテトで思い起こされるのは、2014年12月に大阪で発覚した「フライドポテトから歯が見つかった事件」であるが、日本のマックフライポテトはすべて米国産で、米西海岸から月に平均1万トンを輸入していたとされる。参照記事 映像:マックフライドポテトの製造工程


nappi11 at 00:57│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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