過去のブログ:中国がパキスタンへ歴史的大型投資と国境、民族、宗教問題 で、中国の5兆円規模以上のパキスタンへの大型投資を、アラビア海から中国へ抜ける「経済回廊」の視点から記事をまとめたが、下記に、パキスタン国内へのエネルギー、インフラ開発の視点からまとめてみた。同じ内容は先のブログ内にも加筆したが下記にその部分を再編集し抜粋する。すでに公開された中国側のパキスタンでの事業投資には、石炭などの資源開発、火力、水力、太陽光、風力発電の発電所建設、鉄道、道路整備などの大型投資が 計画されている。この計画では、パキスタンからヒマラヤ山脈を抜ける道路整備が必要になり、すでに環境破壊が懸念されている。急速な経済発展で、とくに国 全体で67%台の電力供給率は深刻な問題で、一部で天然ガスは産出するがパキスタンは資源輸入国で、インダス川を利用した水力発電の充実が期待されてい る。現在インダス川 Indus River(インダス川本流の93%
2%が中国領を流れる)
