123750Image12015年4月28日:米軍は26日、米軍主導の有志国軍による4月23日からの3日間のシリア、イラクのISへの空爆で、77台の戦車tanks、287台の装甲車両Humvee vehicles、416の中継地点staging posts,1757の建物 buildings,1,330の戦闘地点 fighting positions,152の石油施設 oil installations、2,078 のその他の目標地点other various targets.を攻撃し、攻撃地点の総計が6079か所だったと報告している。米軍、有志国軍が、2014年6月に地上攻撃を開始したISへの空爆は、すでに3500回以上に達し、米軍の空爆作戦への支出は20億ドル $2 billion:約2400億円を超えたといわれる。米軍のスポークスマンは、ISが防衛体制に就いたとalalam_635657393329088001_25f_4x33e759b8eか、限定的な攻撃に出たとの特定の報告について、それらはISの広報活動で、そのような兆候の裏付けは無いとした。参照記事
石油施設があるバイジ近郊は依然としてISにされていて、イラク軍は再攻撃を準備している。激しい戦闘はバグダッドBaghdadの西、砂漠地帯が広がるアンバル県AnbarのラマディRamadiなどで継続している。バグダッド市内では相変わらず車爆弾テロが多発し、市民が犠牲になっている。参照記事 過去ブログ:2015年4月爆破テロ相次ぐ首都バグダッド、ラマディ陥落か?イラク
イエメン紛争は、戦闘が南部Adenに集中している状況で、解決は程遠く、難民、食料問題が深刻となっている。参照記事 過去ブログ:2015年4月イエメンの大混戦の状況と米国の苦悩

Idlib plan20150427174531シリアでは、反政府府側イスラム組織(ISは含まず)は合同軍ファタハ、ファトフAl fatah軍を結成してイドリブ県のイドリブ市dlib、Jisr al Shurgurを占拠し、さらに近くの軍事上重要なシリア軍の軍事基地al Qarmid military camp(al-Kurār Military Camp)を攻略したしたことは、シリア軍の弱体化を象徴するといわれている。反政府側は、アサド支持のアラウィー派(Alawite:シーア派に分類)の拠点であるラタキアLatakia,激戦地アレッポSAreppo,両地域への攻撃が有利になった。反撃するシリア軍は、イドリブなどへ塩素ガス弾を投下し、民間人からの犠牲者が報告されている。過去ブログ:2015年4月首都ダマスカス数キロにISが侵攻 シリア 映像;ヌスラ戦線Jabhat al-NuṣrahによるalQarmid military camp(al-Kurār Military Camp)攻撃 2015年3月シリアの反政府側を支援し続ける米国 ラタキアで攻防戦か 2013年10月反政府側は分裂か再編成か?シリア  2013年7月アラウィー派攻撃を予告する反政府組織 シリア  参照記事 参照記事

2015年4月29日:イドリブ市dlib、Jisr al Shurgurの反政府側の占拠に際し、トルコが、物流や武器支援で便宜を図ったとして28日シリアTVが避難する報道をしている。反政府側への武器支援は、ヨルダン側とトルコ側からと以前から言われている。現在国家として、公にシリア支援を表明しているのはイランしかいない。共に反スンニ派、IS、イスラエルで協調関係にある。シリア軍は現在ISと東部ハサカHassekeh(Hasakah)市郊外で戦闘中 参照記事 参照記事

nappi11 at 12:13│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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