531e1ea1-9ad7-4734-bbdd-8557bc735f1a-620x3722015年4月27日:ネパールNepal で4月25日発生した、マグニチュード(M)7.8の大地震で、首都カトマンズ(Kathmandu)で、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されている19世紀建造の「ダラハラ塔(Dharahara Tower)完成は1832年だが1934年のビハール・ネパール地震で倒壊し、その後再建され、2005年から一般公開されていた。高さ約62mだった」:写真右 が崩壊し、多数の観光客が9階建ての塔のがれきの下敷きになった。  エベレストでは地震の影響で雪崩が発生し、登山シーズン開始に合わせて多くの登山者でにぎわっていたベースキャンプが巻き込まれた。インドや中国・チベット自治区(Tibet)でも犠牲者が出ている。地震直後の映像
_82566881_nepal_earthquake_62427日のAFPは、今回のネパール地震Nepal Earthquakeでのネパールでの死者は2430人、負傷者は約6000人。インド当局によると、同国では67人が死亡。また中国国営メディアは、チベット(Tibet)地方で18人が死亡したと伝えた。人的被害は今後さらに増えるといわれ、ロイターは27日、死者数が3218人に達したと報じ、外信で3350人以上の被害を報じている記事もある。大規模な雪崩で日本人1人を含む17人が死亡したエベレストでは、外国人など数百人の登山者がなお下山できずにいる。ネパールでは1934年に8500人の犠牲者を出した大地震が発生しており、今回はそれに次ぐ規模となっている。地震発生から1日後の26日に、カトマンズ出身のキショール・ラナさんがドローンを飛ばしてカトマンズ上空を撮影した動画が27日に公開された。参照記事 地図は震源地と、各国の位置 参照記事 参照記事 参照記事 MailOnlineによる写真報道と英文記事 映像つき英文記事

00120150426dd0phj000021000p_size8震源の断層は首都カトマンズ一帯の東西150キロ、南北120キロに及び、場所によっては4.1メートル以上ずれたとみられることが26日、八木勇治・筑 波大准教授(地震学)の解析で分かった。エネルギーは同じく都市直下型だった阪神大震災の約30倍だったうえ、カトマンズ直下が最も大きくずれたため、被 害が拡大した可能性がある。地震は陸側のユーラシアプレート(岩板)と海側のインド・オーストラリアプレートの衝突帯で起きた。米地質調査所(USGS)によると、震源はカトマンズの北西約80キロ、深さ約15キロだった。参照記事 参照記事
日本時間の27日夕方ロイターは、死者、死者が3726人になったと明らかにした。政府当局者の間では、死者が5000人に達するとの見方もある。同国の震災規模としては81年ぶりの大きさと報じている。明日28日、生存の限界といわれる、地震後72時間を迎える。 参照記事

ST_20150427_P1QUAKE27ODJV_1268435e2015年4月28日:国連(UN)は28日、ネパールで25日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震による被災者は推定800万人に上ると発表した。ネパール内務省によると、死者数は28日までに4310人を超えている。  国連の報告によれば、140万人以上が食糧支援を必要としており、水やシェルターなどの支援も不足している。ネパール首相スシル・コイララSushil Koirala氏は、できることはすべてしているが、状況に圧倒されていると語り、死亡者名は1万人の可能性もあるとしている。すべてが不足する中、暴動の発生も懸念されている。ネパールは、世界中からの支援を求めているが、首都カトマンズKathmanduの飛行場には、世界中から支援物資届ける飛行機が集中して大混雑となっており、一部の飛行機は着陸できずに引き返している。また、今後の天候によっては、地滑りなどの二次災害も心配されている。 参照記事 参照記事

日本政府は2015年4月28日、ネパール大地震の被害への対応で、ネパール政府側の要請を受け、110人規模の自衛隊を国際緊急援助隊として派遣する と発表した。医療活動などを行うことを想定している。同日深夜、同隊第1陣として20人前後をカトマンズに派遣する予定だ65d1c7fa。このほか、医療活動に必要な物 資などを、航空自衛隊の輸送機で輸送する。 政府はすでに、26日に警察や消防など70名からなる同隊・救助チームの派遣、27日には医師や薬剤師など約45名からなる同隊・医療チームの派遣を、それぞれ決定している。自衛隊はこれらに続く派遣となる。 また、資金・物資の面では、26日に国際協力機構(JICA)を通じての2500万円相当の物資(テントや毛布など)の援助を決定し、さらに27日には10億円規模の無償での資金協力も予定している。参照記事 過去ブログ:2012年3月環太平洋火山帯周辺の火山、大型地震随時記録など

nappi11 at 11:22│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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