





2015年3月23日;3月19日にこの上のブログを書いたとき、タイトルは「シリア軍の女性志願兵士とアサドの模索」だったが、今日は模索を「もがき」に書き換えた。
アサドSyrian President Bashar al-Assadは3月22日、すでに失敗に終わったモスクワでの和平交渉(2015年1月26日~29日)再開を呼び掛けている。絵に描いたような予想通りの展開だが、未だに解決の方向が見えないのは、西側の妨害によるものだとの発言を繰り返すアサドの「上から目線」の態度が問題で、彼の希望する進展は困難だろう。5年目に入ったシリア紛争(規模は間違いなく戦争だが、宣戦布告が無く、国同士ではないので紛争とされている)の経過で、幾度となくあった交渉のチャンスを無視し、妨害したのはアサドであり、国連で拒否権を連発した中露だった。アサドは無視どころか、さらに攻撃を過激化し、今では無差別な爆弾投下は日常化し、国連もシリア空軍の化学兵器塩素ガス使用の疑いを表明している。すでに犠牲者は21万人以上で難民は300万人以上とされる。恐らくロシアでさえ、アサドに国を再建する能力が無いのはわかっていて、イランが今だに付き合うのも、シリアが崩壊すれば、ゴラン高原からイスラエルが侵攻するのを懸念するからという、イランの都合からの判断だろう。 過去ブログ:2015年2月米国、限定的地上部隊の投入策を議会提出 イラク シリア 2013年11月シリア紛争を振り返る 2013年11月末 2013年9月脅しと責任転嫁のプーチン論文 シリア 2012年12月反政府組織、ロシアとの和平協議拒否 シリア 2012年3月歴史は「中ロの失策」と書くだろう シリア内戦 シリア問題で「卑劣」とまで言われた中国 3月:シリア政府軍がホムスの一部制圧か? 懸念される虐殺 2月:無差別砲撃を止めないシリア、内戦に突入か、、。 2月:中国の特使派遣に成果なし シリア 2月:中国に調停は無理
ISILのバックの一つはイスラエルであろうし、他にも複数の役割を
になっていそうですね。ムスリムの貶め。アメリカの派兵への民意高揚。
欧州のイスラム勢への煽りと、平行する抑制作用。また民衆はISIL
を悪と決め付ける事ができ、その点で一致した行動をとり始め、内輪もめ
の減少効果。つまり一神教ならではの、善悪二元論に縛られているので、
民衆は操りやすくなるという・・。多神論の日本はやはり別の範疇で・
・・クソコラ祭りとなったわけで・・アメリカに好評価されてましたね。
世界のいらな~い必要悪アイドルISIL・・謀略の目隠しもしまっす。