biobus英国で初めて100%バイオ燃料を使用するバイオバスBio-Busが運行を開始した。 この路線バスはブリストール空港とバースの間 between Bath and Bristol Airport.を走る。
バスが使用するバイオ燃料はバイオメタンガスbiomethane(天然ガスの主成分はメタンガス)で、人間の生命活動で出る糞尿と食物のゴミから得られる。 乗客40人乗りのディーゼルエンジン搭載の「ウンBran_Sands_advanced_digestion_plantチ・バス poo bus」は、液化バイオメタンボンベ1本で最高300キロまで 走ることができ、炭素の排出も少ない。
これだけのガスを生産するには5人の人間が1年間に出す糞尿で足りる。 バイオメタンはウェセックス・ウォーターWessex Water社の子会社GENecoの所有するエイヴォンマウス Avonmouthの浄水設備;左 で作られる。 参照記事 映像

_79161778_7914419720141120-B33976689F897189-0-0-396FD5C2-CC3748D4289BBA24英国でバスへの実用化が決まったが、このバイオメタン利用のアイデアはノルウェーから始まり、すでにスウェーデン、ドイツで実用化され、米国やインドでも計画されている。それでは日本は?トヨタの水素燃料電池車へは1台200万円の助成金を出しても、こんな計画には興味もないようで、日本の政府はエコには本気でないということだろう。いずれも、日本の技術なら明日にでも可能だが、何か新しい事をしようとすれば、規制という足かせが常に存在する。政治家や役人は、トイレでも行ってじっくり考えろ!ちなみに、水素はメタンガスから取り出すことができる。写真はデモ用のバス 参考記事:日本のバイオマス

nappi11 at 01:14│Comments(4)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by よりばば   2014年11月25日 10:01
 昔は糞・尿を肥やしとして恩恵にあやかりました。
な・なんと現代は車の肥やし!
「エイヴォンムートの浄水設備」の価格が普及価格になれば
我が家でも利用できそう。
 北欧の国々は人口が少ない分回転が速く、いいものを直ぐに実用化していきますね。
日本は、政界と産業界の癒着が強く、いいアイデアも儲けが減る競争相手として抹殺されているような・・・。
これでは時の流れに乗り遅れると思います。
2. Posted by kabaoyaji   2014年11月26日 08:35
ウンコバス運行中!(完全に親爺ギャグだナヤ?)
3. Posted by ぬるねこ   2014年11月27日 17:33
>>それでは日本は?トヨタの水素燃料電池車へは1台200万円の助成金を出しても、こんな計画には興味もないようで、日本の政府はエコには本気でないということだろう。
あのー、すでに日本でも同じ事が行われているのですけど?
こうべバイオガスについて調べてはいかがですか?
神戸市ではすでに市営バスも走っているというのに
日本ガス協会はバイオガスについてのセンター作って、バイオガスの普及の取り組みをしていますし、TOTOなんて、トイレバイクのCMを流していたんですけど?

ウィキのバイオガスの欄にも、

>>普及状況
>>発展途上国では低価格の燃料、調理に用いられる他、日本でも、精製メタンを供給する試みが行われている。

>>2007年には企業4社が、国内初の「バイオガス発酵プラントの余剰ガスをメタン精製して圧縮充填しガス供給する事業」を開始し、続いて、2008年1月、精製バイオガスを市場において一般流通させる日本初の試みとして、同4社を含む企業11社が合同会社バイオガスネットジャパンを設立し、都内で天然ガス清掃車50台で試験供給を行うことを発表した。2・3年後には同社は株式会社に移行し本格的に事業を開始する予定である。 また2008年4月東京ガス、東邦ガス、大阪ガス4月下旬には西部ガスも加わった4社はバイオガスを都市ガス同じ品質、保安等確保することを条件に受け入れ申し込みを開始した。

と書かれてますよ
4. Posted by 北の国から猫と二人で想う事   2014年11月27日 22:12
英国の記事に着目したのは 原料が人糞という点でした
日本では処理場の最終老廃物の汚泥や家畜の糞尿が主だと理解しています

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