ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)が青年時代に描いた水彩画が2014年11月22日、ドイツ南部ニュルンベルク(Nuremberg)で行われたオークションで、13万ユーロ(約1900万円)で落札された。競売会社ワイトラー(Weidler)によると、落札者は本人の希望で非公表だが、入札には4つの大陸から参加があり、落札は中東からの参加だったとされている。絵の左は、この絵の入札に含まれる、過去の売買の際の領収書や、ヒトラーの個人秘書のサイン付手紙 過去のヒトラーの絵は:過去ブログ:2008年2月誰の絵?再度 参考:ヒトラー青年期の絵画
この水彩画はミュンヘン(Munich)の役場を描いた1914年の作品"Standesamt und Altes Rathaus Muenchen" ("Civil Registry Office and Old Town Hall of Munich") で、大きさは縦28センチ、横22センチ。出品者である70歳代ドイツ人の姉妹は、ヒトラーが20代だった1916年に祖父が購入したものだとし、収益の10%を障害を持った子供へ寄付すると発言している。若い頃に駆け出しの画家だったヒトラーはウィーン美術アカデミー(Academy of Fine Arts Vienna)を受験したが、合格しなかった。ただ、自身が観光客に売っていた絵葉書を模写するという形では絵を描き続けた。 専門家はヒトラーの絵画作品を可もなく不可もないと評価しており、大手競売会社は取り扱いを拒否することが多い。参照記事 英文記事 英文記事
2015年6月20日:ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーが1904~22年に描いたとされる水彩画など14点が20日、南部ニュルンベルクで競売にかけられ、中国やブラジル、アラブ首長国連邦などの収集家が計約39万ユーロ(約5400万円)で落札した。DPA通信が伝えた。
この水彩画はミュンヘン(Munich)の役場を描いた1914年の作品"Standesamt und Altes Rathaus Muenchen" ("Civil Registry Office and Old Town Hall of Munich") で、大きさは縦28センチ、横22センチ。出品者である70歳代ドイツ人の姉妹は、ヒトラーが20代だった1916年に祖父が購入したものだとし、収益の10%を障害を持った子供へ寄付すると発言している。若い頃に駆け出しの画家だったヒトラーはウィーン美術アカデミー(Academy of Fine Arts Vienna)を受験したが、合格しなかった。ただ、自身が観光客に売っていた絵葉書を模写するという形では絵を描き続けた。 専門家はヒトラーの絵画作品を可もなく不可もないと評価しており、大手競売会社は取り扱いを拒否することが多い。参照記事 英文記事 英文記事
2015年6月20日:ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーが1904~22年に描いたとされる水彩画など14点が20日、南部ニュルンベルクで競売にかけられ、中国やブラジル、アラブ首長国連邦などの収集家が計約39万ユーロ(約5400万円)で落札した。DPA通信が伝えた。
最も高い値が付いたのは、南部バイエルン州のノイシュバンシュタイン城Neuschwanstein Castleを描いた作品で、中国からの落札で価格は10万ユーロ(約1393万円)。参照記事 英文記事
2016年2月6日:ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーが1904~25年ごろに描いたとされる水彩画など29点が6日、南部ニュルンベルクで競売に出品され、うち16点が計約4万ユーロ(約520万円)で落札された。ドイツ紙ウェルト電子版が伝えた。
出品されたのはオーストリアの首都ウィーン近郊の城やアルプスの名峰マッターホルンを描いた作品など。最高で7千ユーロで落札された作品もあった。出品者に関する詳細は不明。同紙は落札者について言及していない。ヒトラーは若いころに画家を志望、作品数は2千~3千点とされる。ニュルンベルクでは昨年6月にも、ヒトラーの水彩画など14点が計約39万ユーロで落札されている。参照記事
2017年8月12日:ヒトラーが描いた絵