2014年10月28日、米科学誌プロスワンPLOS ONEの調査結果によると、ガラパゴス諸島Galapagos Islandsエスパニョラ島Española IslandのゾウガメEspañola giant Galapagos tortoisesが、絶滅の危機を脱した。
約50年前にはわずか15頭に減少していたが、現在は約1000頭にまで増え、人が手を貸さなくても自力で存続が可能となったという。
調査を率いたニューヨーク州立大学環境科学・森林学部のジェームズ・ギブズJames Gibbs,教授は、エスパニョラ島に人間が到達する前は、5000─1万頭いたとみられると述べた。下は餌になるサボテンの木で、葉はほとんど下に自然には落ちないため、カメの首は長く発達した言われる。
カメの個体数は、1960年代にエスパニョラ島で発見された14頭を捕獲し、米カリフォルニア州サンディエゴの動物園にいた1頭とともに、繁殖プログラムを通じて回復させた。カメはその後島に戻された。
一方、ピンタ島Pinta island で発見された近縁種のカメは繁殖がうまくいかず、2012年にこの種で最後の個体となった「ロンサム・ジョージLonesome George: ジョージはガラパゴスゾウガメの亜種、ピンタゾウガメ:Geochelone nigra abingdoni」が死んでいる。ピンタゾウガメの遺伝子は、2012年、イサベラ島Isabela islandのウォルフ火山Wolf・V付近に生息するゾウガメに残っているのが確認されている。 英文記事 参照記事 英文記事 過去ブログ:2012年6月ロンサムジョージ 亡くなる ガラパゴス諸島 エクアドル
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