e3d002bd中国の香港や上海の証券取引所に上場している東方グループの投資ファンドで、国内外で不動産開発事業などを手がける投資会社、一達国際投資集団(北京)の張一達社長(55)は、北海道虻田郡喜茂別町字166-1にプライベートゴルフ場(18 ホール)を核とする会員制リゾート「喜茂別町ゴルフ別荘」を造成し、約380区画をアジアの富裕層向けに分譲する計画を明らかにした。2010年に同社が買収し、総投資 額は100億円近くに上る見通し。2013年5月に札幌で現地法人を開業、従業員十数人を雇用し、すでにゴルフ場の整備を終え、会員専用「一達(いったつ)国際プライベートゴルフクラブ」として2014年9月から運営、10月中旬から別荘地の販売予約を受け付け、当面は同社の取引先やアジア各国要人の接待用とし、今後も一般客向けの営業は行わない方針。

このゴルフ場は、マンションデベロッパーの(株)セザール(東京都品川区上大崎3-3-1、太田征夫社長、資本金128億472万円)が造成したゴルフ場。後志管内喜茂別町にあり、2001年には『セザールCC羊蹄』の名称で18ホールのコースがほぼ完成。その後、コースの名称を『バーデンカントリークラブえぞ富士コース』に変更してオープンを待つばかりだったが、マンションの販売価格下落や競争激化で収益力が低下し2003年3月にセザールが民事再生法を申請し事実上の破綻。その後コースは、塩漬け状態が続いていた。
photo1道内のゴルフ場が中国資本に売却されたことが明らかになったのは、伊達市内の『トーヤレイクヒルゴルフ倶楽部』;写真左 に次いで2件目。『トーヤレイク』は、中国人実業家で中国・海南島のリゾートを運営するオーナー、蒋暁松氏が、再生債権3億円の洞爺湖や昭和新山が望める同コースを含む山林907㌶を2010年、15億円で取得したと言われている。こちらのコースもコンドミニアムの建設などリゾート地としての整備が計画されている。このゴルフ場を含む山林を買収した中国人オーナーは、和歌山県でも山林を買収しリゾート構想を持っている。なぜ和歌山県なのか?中国人オーナーと和歌山3区選出の自民党衆議、二階俊博氏とのコネクションがあったからだという。参照記事 参照記事 参照記事 参考記事:道内ゴルフ場の破たんや整理


nappi11 at 07:48│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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