2014年08月29日  商業 経済 車、乗り物
f1ef0089日本航空は2014年8月28日、三菱航空機が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」を32機発注することを決めた。
2021年に就航する見通しで、100人乗り未満のジェット機をすべてMRJに替える。
MRJは70~90人乗りの小型機で燃費がよく、騒音が小さいのが売り。MRJの導入で運航コストが下がれば、経営破綻(はたん)をきっかけに撤退 した地方路線の一部を再開できる可能性もある。
発注額は32機合計で定価だと約1500億円。地方路線を運航する子会社ジェイエアが持つカナダ・ボンバルディア製とブラジル・エンブラエル製の小 型ジェット機計24機をすべてMRJにし、プロペラ機の一部も置き換える。MRJは米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)の支援も受けて製造され、2017年に航空会社への引き渡しが始まる予定だ。

mrjすでに三菱航空機は2014年7月14日、米国のイースタン航空に20機を売ることで大筋合意したと発表しており、三菱航空機MRJの納入を2019年に始める予定だ。また、同社は試験飛行を2015年春に国内で始める予定だが、米国ワシントン州でも来年秋から実施することも発表した。参照記事 過去ブログ:2013年7月安全に問題在りの中国機導入でNZが猛反発 トンガ
2014年10月19日:日本でほぼ40年ぶりに製造される初の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(Mitsubishi Regional Jet、MRJ)」が18日、三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)の小牧南工場(愛知県豊山町)で公開された。航続距離は最大でおよそ3400キロメートルと、現在、国際線で運航されている主要な旅客機と比べて4分の1程度だが、新興国を中心に需要が高まっている 近距離の地域を結ぶ路線での利用が想定されている。燃費性能の高さを売りにしていて、炭素繊維の複合材を使って機体の軽量化を図ったほか、新型のエンジン を採用したことで、競合する海外メーカーの機体に比べて、およそ20%燃費が向上した。今回、MRJが誕生した、三菱重工名古屋航空機製作所は、あの堀越二郎氏が設計した“ゼロ戦”が誕生した場所でもある。参照記事 YOUTUBE映像

nappi11 at 08:57│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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