mqdefaultタイの軍政トップ、プラユット陸軍司令官 Gen. Prayuth Chan-ochaが2014年8月25日、プミポン国王の任命を受けて正式に暫定首相に就任し、「国民の対立を解消して、この国を前進させていく」と改革への決意を語った。プラユット氏はクーデターを主導し、全権を掌握した「国家平和秩序評議会(NCPO)」で議長として軍事政権を率いてきた経緯から、タイは民主国家とは相反する、事実上の軍事独裁体制になったとも言える。直前までのタクシン派インラック政権つぶし(インラック首相:写真左 は人事での憲法違反5f292ba0-d5be-11e3-_696049cで2014年5月7日失職)と言われるほどに、暫定議会の過半数は現役、退役の軍・警察関係者が占め、軍の意向が最優先されるのが明らかな構成だ。8月の暫定議会設置と暫定首相選出、10月には政治などの改革を進める「改革評議会」や憲法起草委員会などを始動させ、来年7月に正規の憲法を制定し、10月ごろに総選挙を実施するという民政復帰へのスケジュールを発表した。

伝統的な親日国タイに大きな変化が起きている。そして今急速に関係を深めているのが中国。5月にクーデターを起こした軍事政権はいち早く政権に理解を示した中国との外交関係を強めており、タイ外相代行は「中国との関係は良好だ」とコメント。
クーデターによって政権を握った軍政に対して、日本や欧米諸国は距離を置いている。その一方で中国は北京を訪れたタイ政府高官を厚遇するなど関係強化の姿 勢を鮮明にしている。中断されていたタイと中国を結ぶ高速鉄道計画も復活。さらに中国が力を入れる「アジア・インフラ投資銀行」の設立計画についても、タ イは支持を表明している。もともと、軍人、官僚の汚職腐敗に低所得な農村部や大衆が不満を持って民主化へ向かったタイだが、今後タイはどこへ向かうのか?参照記事 過去ブログ:2014年2月長引くバンコクのデモで爆発相次ぐ タイ  2013年11月タイで反政府デモ拡大 2012年11月またクーデターの恐れが、、。タイ

2014-08-25T103134Z_1_LYNXMPEA7O0DP_RTROPTP_2_VIETNAM-CHINA2014年8月26日;中国とベトナムの関係は、領有権をめぐって係争水域となっている南シナ海に中国企業が石油プラットフォームを設置したことから意見の食い違いが生じ、深刻 なダメージを受けていた。5月、プラットフォームが設置された後、ベトナム国内では中国に抗議する騒乱がおき、死者が出る騒ぎにまで発展したが、ベトナムは反中デモで影響を受けた中国人労働者や企業に「何らかの形で補償」を提供すると25日表明し、中国は25日、この決定を歓迎すると発表した。ベトナムでは今年5月、南シナ海での領有権問題をめぐって起きた反中デモが暴徒化し、少なくとも4人が死亡、100人が負傷。その後、中国人労働者約4000人がベトナムを出国した。
 ベトナム共産党の高官、党政治局のレ・ホンアン局員
は中国共産党の招待を受け、ベトナム共産党グエン総書記の特別代表として2日間の日程で中国を訪れる。26日、香港の「サウト・チャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。参照記事 参照記事

2014年9月4日
中国の習近平国家主席は8月27日、訪中したベトナム共産党書記長の特使と会談、中国によるパラセル諸島での石油掘削強行で亀裂が生じた両国関係の修復に意欲を示したばかりだが、ベトナム外務省は4日、中国と領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島で、中国が開始した観光ツアーについて、 「ベトナムの主権に対する深刻な侵害」と批判する声明を発表した。 中国国営新華社通信によると、観光船ツアーは2日に始まった。中国南部の海南省三亜市を出発した約200人は、約12時間かけてパラセル諸島に到着、 3泊4日の日程で、中国が実効支配するパラセル諸島で、釣りやビーチバレー、結婚写真撮影を楽しむ。価格は1人4000元(約6万8000円)から1万元(約17万円)。ベトナム外務省は、ツアーが南シナ海問題を「複雑化させる」と非難。軟化の兆しを見せていた対中姿勢を再び硬化させている。参照記事

nappi11 at 01:16│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by 九州の案山子   2014年08月27日 09:58
お早う御座います 
何処の 国も 大変 なんですねー
大国に 頼らないと 成り立たないかも 
2. Posted by POPPO   2014年08月27日 20:16
光通信の重田一族の御曹司がタイにて良からぬことを行い、親日国タイにおける日本人の評判を地に貶めているとし、日本のネット界では韓国系在日帰化日本人によるディスカウントジャパンの一環ではないかとのウワサがしきりに流れている今日この頃。w

タイの軍事政権の支那畜への接近の報に接し愕然とする初秋の夕暮れ。これではインラック政権の黒幕支那系タイ人タクシン元首相と何ら変わらぬではないかと呆れ返ったりして。w

しかし、タイの軍事政権も安かろう悪かろうの支那製各種軍事兵器の輸入でで散々な目に遭い、その出来の悪さに懲りたのではなかろうかと思いつつ、支那人も有効性を日々実感している手厚き袖の下にタイ軍事政権がコロリとやられたのではないかと、私は非常に残念に思う。w

ベトナム?
大丈夫ですョあの国は。生き延びる為なら何でもするが、骨の髄まで染み込んだ反支那感情は地下のマグマでいつでも何処でも大噴火可能ズラ。w

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