在英のシリア人権監視団は2014年7月２６日、シリア北部ラッカ県Raqqa provinceでイスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国：Islamic State IS」がアサド政権の第17軍17th Divisionに対する攻
勢を強め、２４日以降にシリア兵少なくとも８５人が殺害されたことを明らかにした。「イスラム国ＩＳ」は25日、少なくてもシリア政府軍75人を拘束し、銃殺や首を切って殺害したと公表している。参照記事 参照記事 参照記事 イスラム側に近い情報では、ラッカRaqqa（Ar-Raqqah、 Ar-Raqqa ）市の北側にある第17軍がわずかな兵士を残して、基地から直線距離で33キロ離れた北部の第93師団Brigade 93へ撤退する途中で待ち伏せ攻撃を受けて拘束され、その後シリア兵士のほとんどが、首切りなどで処刑されたとされる。別な記事では、政府側の兵士50人を含む69人が殺害され、イスラム側28人が死亡との英国人権監視団の報道もある。その後基地を制圧したＩＳ側は、大量の武器弾薬、
戦車などを捕獲したと言われ,ＩＳは最近シリア北部での制圧地拡大を強化している。基地に近いラッカ市は、2013年9月からすでにＩＳＩＳ（現ＩＳ）の支配下にある。写真下は。ＩＳが捕獲した車両など 参照記事 現場写真（残酷な遺体が多いので閲覧注意）制圧された基地内部の映像 7月26日の撮影といわれる、ラッカで墓を掘らせて銃殺する映像 過去ブログ：2014年7月シリアの戦火は収まる気配なし シリア 2013年9月反政府側、内輪もめを解消 シリア
