a7de17381f6850ad47286e4f0a7aa155中国の期限切れ食肉問題は、同国でビジネスを展開する外国企業にも「健康被害の警告」を発している。ケンタッキーフライドチキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズ(Yum! Brands Inc (YUM.N))と米マクドナルド(McDonald's Corp (MCD.N))には、中国企業・上海福喜食品(Shanghai Husi Food Co., Ltd.)から期限切れの食肉が供給されていた。上海福喜は親会社の米食品卸売会社OSIグループOSI Group, LLC 中国名:福喜集団)が厳しく安全を管理していたはずだが、古くなった肉の流出は防げなかった。
pic_01コメントから、
上海福喜食品は中国人が経営する大手レストラングループ「小肥羊」などにも商品を提供しているのに、中国メディアはほとんど伝えなかったとの指摘もあるようだ。この店の日本語の説明には「中国の食に対する基本概念「医食同源」を追求し、スープには数十種類の漢方食材を配合。手軽に楽しめる健康食として火鍋を提供しています。」とあるが、看板に偽りありと思われても仕方ないだろう。 参照記事 映像記事:“期限切れ肉”工場の実態、長期間・組織的に販売か 映像記事:中国企業の食肉安全問題日米大手チェーン店で拡大 上海福喜食品問題
786px-上海福喜食品公司から仕入れているファーストフード一覧2OSIグループ(中国現地法人の中国名:福喜集団上海福喜食品: Shanghai Husi Food Co., Ltd 設立, 1909年. 創業者, Otto Family. 本部,  アメリカ合衆国オーロラ (イリノイ州). 現代表者:シェルダンラビン(82) Sheldon Rabin(会長兼CEO). 売上高, 59億ドル(2013年). 従業員数, 19,500人(2013年)。「上海福喜食品」は、米食肉加工大手「OSI」グループ傘下にある中国現地法人。 同グループが中国で主に外資系ファストフード向けに展開する生産拠点の一つ。OSIは、X線システムの使用や、米工場での作業員のビデオ監視など食品安全性に多額な投資しているだけに、今回の上海の事件は業界を驚かせた。新華社の報道によると、上海市食品薬品監督管理局の副局長、Gu Zhenhua氏は「違法行為が個人ではなく、組織的に行われていたことを示す複数の証拠が見つかった」と述べたとされる。OSIグループはフォーブス誌の民間企業リストでは62位。世界17カ国で60の事業所を運営し、約40カ国の顧客に製品を納入している。

米ファストフード大手マクドナルドの伝説の社長、レイ・クロック(Ray Kroc:1984年81歳で没)氏がハンバーガーチェーンを全米に拡大し始めた1955年、シカゴの家族経営のオットー&サンズと食肉供給で提携した。マクドナルドの成長と共にオットー&サンズ(Otto & Sons)も成長した。オットーは牛肉や鶏肉を世界最大のファストフードチェーンの一部に供給するなか、その優れた品質で静かに名声を高めてきた。オットーはその後OSIグループとなり、現在年商は60億ドル(約6100億円)強だ。創業105年の米食肉処理大手OSIは今、イメージの回復やマクドナルドをはじめとする顧客離れを食い止めようと必死だ。参照記事

500px-上海福喜食品公司_期限切れ食品混入の様子420140723083156b60中国のテレビ局、上海東方衛視が2014年7月19日に、OSIの上海現地法人「上海福喜食品 Shanghai Husi Food Co., Ltd」が使用期限の過ぎた食肉を外食企業に販売し、不合格品も5%の割合で生産ラインに戻して再びミンチにしていた。品質期限を7カ月過ぎて表面が緑色に変色した牛肉を使ったケースや工場で床に落ちたハンバーガー用のパテを素手で生産ラインに戻したりしていると報じ、上海の食品管理 当局が調査に乗り出した。これを受けマクドナルドや、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)やピザハットの親会社である米ヤム・ブランズ  を含むOSIの長年の顧客が今週、上海福喜食品からの納入を停止した。さらにヤムは米国、オーストラリア、中国のその他の地域でもOSIからの調達を一切やめると述べた。しかし、マクドno titleナルドは、ドン・トンプソン最高経営責任者(Don Thompson  McDonald'sCEO;写真左)が7月22日の決算会見で上海福喜食品にだまされたと感じていると述べていたにもかかわらず、OSIと取引を継続し、中国の上海以外の工場を利用する意向を明らかにしている。同社がOSIへの信頼を示したことは、OSIがマクドナルドにとっていかに重要で、この60年で両社がいかに密接なつながりを形成したかを物語っている。参照記事 参考記事:作業員「死にはしない」…中国の古い肉期限偽装 期限切れ肉、昨年5月製造を今年1月に改ざん 過去ブログ:2011年5月下水油 信じられないその材料 中国

bhgtsns-rt-gm1ea7s19zs01-201407282014年7月28日:米食肉大手OSIグループのシェルダン・ラビン Sheldon Rabin最高経営責任者(CEO:写真右)は28日、上海市内で記者会見し、「本当に申し訳ない。我々は、今回の問題の結果を受け入れ、責任を負う」と述べ、謝罪し、また「中国市場の発展に力を尽くす」として中国事業からの撤退を否定した。会見に同席した同社のデービッド・マクドナルド最高執行責任者(COO※)は、中国国内にある同グループ傘下の全工場で徹底的に調査する方針を強調した。不正について、マクドナルド氏は「誰が主導したのか、動機は何か、我々も全く理解できない」として明確にしなかった。同社は中国を世界有数の巨大市場として重要視しており、過去5年間に5億ドル(約500億円)を投資している。参照記事 参照記事 参照記事
ケンタッキーフライドチキン(KFC)などを運営する米ヤム・ブランズは前週、OSIとの取引関係を打ち切り、米マクドナルドの日本・香港部門も、上海福喜食品からの仕入れ停止に踏み切った。この二大顧客を失ったことを受け、OSIは上海福喜食品Husi Foodの操業を停止し、再発防止に向け、中国の全工場の状況を見直す方針を打ち出している。参照記事

146837412016年10月4日
上海食品薬剤質管理局は米国企業OSIグループチャイナの中国支店およびその子会社「上海フシフード Shanghai Husi Food 」に対し、賞味期限切れの食肉を市内のファーストフード店に供給したとして240億元(およそ360万ドル 約3億7,000万円)の罰金を命じた。シャンハイデイリー紙が報じた。この2社が賞味期限切れの食肉を供給していたのは2014年、マクドナルド、KFC、スターバックス、バーガーキング、ピザハットなどのファーストフード店。 上海のテレビ局がシャンハイ・フシフード社工場での隠し撮りカメラを公開したことがきっかけで事件は世界的大スキャンダルとなった。テレビでの報道後、警察 は160トンもの賞味期限切れ食肉および1000トン以上の食肉製品を押収。捜査の結果、顧客名簿にはおよそ150社が入っていたことが明らかとなった。
shanghai-husiマスコミ報道で、工場ではカビで緑色に化した悪臭を放つ食肉が再加工され、冷凍され、新たな賞味期限の日付をつけてパッキングされていた事実が リークされるとマクドナルド、KFCなどフシフードの顧客企業らはフシフードで購入した食品の販売停止を発表。これを受けて日本のマクドナルドも上海から 輸入したチキンナゲットの販売を停止したことを明らかにした。参照記事 過去ブログ:2013年4月揺らぐ食の安全と供給国中国のもうけ主義


nappi11 at 08:15│Comments(3)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by POPPO   2014年07月27日 09:28
世界に冠たる中華大民族製の色眼鏡でこの事件を見ると・・・・・。w

テレビの潜入取材の映像があまりにもきれいに取れていることから「これは盗撮ではなく、やらせではないか」といった意見もみられた。また、上海福喜食品は中国人が経営する大手レストラングループ「小肥羊」などにも商品を提供しているのに、中国メディアはほとんど伝えなかった。さらに、テレビニュースの中に「だから外国資本の企業は信用できない」「これからは中国の店を使いたい」といった街頭で取材した市民の声を繰り返してながしていることから、「目的は外資系たたきではないか」と推測する声多かった。
MNS産経ニュース「中国ネットニュース」より

過去の報道などから支那の食を鑑みるに、支那の食品工場にどれだけ監視カメラを導入しても意味が無いらしい。なんとなれば、流通にも問題が有り積み荷のすり替えが日常的に行われており、高品質の品物は高値で転売できるため、せっかくの監視用設備投資が全て無駄となるのであります。w
2. Posted by 北の国から猫と二人で想う事   2014年07月27日 12:15
コメントを参考に記事に加筆しました。ありがとうございます。
3. Posted by 九州案山子   2014年07月27日 15:27
日本の 業者  可愛がらないと いけません ねー

でもねー 誰しも 安い 方  買いますから ねー

食べ物  他国に 頼りたく ないですねー

店では  舶来 ばかりねー

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