64595-004-74647B181670097f2009年から火山活動が活発化しているカムチャツカ半島 (Kamchatka Peninsula)のシヴェルチ山 (シベルチ山Shiveluch volcano、Sopka Shiveluch、Sheveluch.Russian: Шивелуч 標高は3283メートルが一昼夜で3回噴煙を噴き上げた。    最初の噴煙は2014年7月7日夜に観測され、海抜およそ1万1000メートルの高さまで上がった。2回目は、海抜およそ5200メートル、3回目は、海抜およそ 5600メートルの高さに達した。学者たちの情報によると、火山灰はシヴェルチ火山から南東100キロの範囲に広がっている。   火山警戒レベルの航空カラーコードは、1-5段階のうち4段階の「オレンジ」が発令されている。航空当局に対しては、火山灰が航空機のエンジンに深刻な影響を与えトラブルが発生する恐れがあることなどについて警告が出され、飛行ルートを変更するよう勧告が出された。上左の地図の赤い点はすべて活火山 参照記事
8603205c8ca63f日本のほぼ北半分は北米プレート(現在はオホーツクプレートと呼ぶ)上にあり、カムチャッカ半島は北海道の北に位置する。
シベルチ山:写真左 が1万1000mまで噴煙を噴き上げたなら大噴火で、過去2012年3月の噴火では噴煙は3400mまでだった。その後 2013年10月19日朝には、火山灰が7500メートルに達する噴火が確認されている。過去ブログ:2012年3月日本北部、カムチャッカ半島で噴火相次ぐ
関係があるのか、2014年7月8日18時05分ころ、北海道南部で地震があり、最大震度は 5弱 (札幌白石区で震度3、筆者の住む北区で震度2 車を運転中で感じなかった)、震源地は 石狩地方南部白老町の北東およそ13キロの地点で、震源の深さは37,2キロと比較的浅く、マグニチュード 5.6だった。左の東北沖の赤い点は、2011年3月11日の東北大震災の震源地。カムチャッカの火山は2010年ころから全体に活発化し、北米プレートNorth American Plate上で火山の多いカムチャッカ半島の下に太平洋プレートPacific plateが沈み込んでいる(Subduction)。地震発生のメカニズムは、上記の過去ブログに簡単に説明してある。参照記事 過去ブログ:2010年3月環太平洋火山帯 Pacific Ring of Fire 2011年3月11日;2011.3.11 東北大震災発生

3ec1c795*カムチャッカから日本中部までは元々は北アメリカプレートの一部として考えられてきたが、最近の研究では、オホーツクプレートOkhotsk Plateとされ、北米プレートに囲まれた独立したプレートとの説が有力となっている。右の地図がそれを表し、図中の矢印と数字は、プレートの移動方向と年間の移動速度( Velocity)をミリメートルで示している。ギザギザがプレートの沈み込み(Subduction)の位置と方向を示している。緑色はトランスフォーム断層(Transform fault)と言われる、プレート境界において生成される横ずれ状の断層を指している。太平洋プレートとの境界は沈み込み帯とも呼ばれる大地震の発生地で、最近では2003年9月26日には北海道でM8.0の十勝沖地震、2006年11月15日には千島列島沖でM8.3の千島列島沖地震が発生。さらに、2011年3月11日にはM9.0の東北地方太平洋沖地震が発生した。プレートの移動については以下を参考 ブログ:2017年7月九州豊後水道付近で連続地震  過去ブログ:2016年4月環太平洋火山帯上で地震多発

japan-quake2014 年7月12日;2日午前4時頃、東北地方の沖合で強い地震が発生した。気象庁は、今回の地震の規模をマグニチュード(M)6.8と発表したが、米地質調査所(USGS)は気象庁の数字よりやや低い6.5としている。USGSによると、震源は福島県浪江町の東南東129キロ、東京の東北東284キロで、震源の深さは11キロだという。 気象庁は、岩手県、宮城県、福島県に津波警報を発令したが、その後、津波注意報に修正した。しかし、結局大規模な津波は発生せず、津波注意報は午前6時15分に解除された。参照記事
2016年2月25日:2月18日に4000メートルの高さの噴煙を吹き上げたカムチャツカのシヴェルチ火山Shiveluch volcanoが、25日高さおよそ6500メートルの噴煙を吹き上げた。ロシア科学アカデミー地球物理学局カムチャツカ支部の代表者が伝えた。参照記事
カムチャッカの火山が活発なせいか、最近は道南、道東で地震が観測されている。大きなのが来なければいいが、。
2016年5月2日:カムチャツカKamchatkaのシヴェルチ火山Shiveluch volcanoが、海抜3500メートルの高さまで噴煙を噴き上げた(標高3283mの火山なので、噴煙の高さはロシア紙の間違いではと思う。3月には約6000mの上空まで噴煙が達している。)火山灰の雲は、火山から1-74北西に約10キロの範囲に広がった。2016年3月の記録映像
先の4月26日に伝えられたところによると、25日、カムチャツカのクリュチェフスコイ火山 Kluchevskoy、Kliuchevskoi Volcano,
Klyuchevskaya Volcano
Klyuchevskaya Volcano
クリュチェフスカヤ火山
Klyuchevskaya erupting volcano
Klyuchevskaya erupting volcano
Klyuchevskaya Volcano
Klyuchevskaya Volcano、Klyuchevskaya Sopka、ユーラシア最大の活火山で標高4750メートル、15,580-feet:写真右下。富士山によく似ていることからカムチャツカ富士ともよばれる。の斜面を約500メートルにわたって溶岩流が流れ始めたという。この火山の活動は約50年観測されているが、2016年4月頃から噴火活動が更に活発化したといわれる。 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2016年4月環太平洋火山帯上で地震多発
flightlns_large2016年8月1日:7月30日、ユーラシアで最も活動性の高い活火山の一つカムチャツカのクリュチェフスコイ火山Klyuchevskoy volcanoが噴火、火山灰の高さは海抜6キロメートルに上っている。ロシア非常事態省カムチャツカ地方総局が明かした。噴煙は火山の東方86キロに拡がっているという。その通り道にある居住区には灰の雲は拡がっておらず、降灰も記録されていない。上空航行の危険度を示す標識は、最高度のものの一つである「オレンジ」色となっている。参照記事
図は1994年10月1日にクリュチェフスコイ火山が大噴火した際の火山灰の流れと飛行ルートで、ここは世界でも最も頻繁に航空機が行き来するルートのひとつでもある。参照記事
2017年3月28日:ロシア極東のカムチャッカ半島南端で今月24日、カンバルニー山Kambalnyが約670年ぶりに噴火した。 爆発的な噴火活動は27日現在も続いており、ロシア科学アカデミー(IVS FEBRAS)が歴史的なイベントだと注目している。カンバルニー山は、現地時間24日朝に突然噴煙が立ち上り、その日の夕方から夜にかけて、爆発的噴火が繰り返し発生した。 火山灰を含んだ黒い噴煙は、火口から約6000メートル上空まで立ち上り、南東830キロ離れた地点まで噴煙が流れるようすが人工衛星で観測されているという。参照記事
2017年5月12日:カムチャツカのシベルチ火山が12日、噴煙を吹き上げた。ロシア非常事態省が伝えた。非常事態省によると、シベルチ火山(標高は3,307メートル)の火口から吹き上げられた噴煙の高さは海抜9千メートル。噴煙は火山から西北に115キロの範囲に広がった。救助部隊によると、火山の噴煙が広がっている地域に居住区はない。参照記事
image22017年7月3日:ロシア極東カムチャツカ半島にあるシベルチ火山で3日、成層圏である上空1万2000メートルに達する噴煙が観測された。ロシア非常事態省カムチャッカ支部が発表した。 同局は「3日深夜、シベルチ火山から火山灰が噴出したことを確認した。噴煙は1万2千メートルに達した。火山の高さは海抜3283メートルだ」と発表した。火山灰は、火山から東・南東方へ300キロに広がっているという。 シベルチ火山は、上空を飛行する航空機にとっては最も危険な火山の一つで、警戒レベルは赤色となっている。参照記事 
2017年7月24日:カムチャツカ半島にあるシベルチ火山で24日、成層圏である上空1万2000メートルに達する噴煙が観測された。ロシア非常事態省カムチャッカ支部が発表した。火山灰は、火山から東・北東方向へ205キロに広がっているという。 シベルチ火山は、上空を飛行する航空機にとっては最も危険な火山の一つで、警戒レベルは赤色となっている。
2018年5月8日:カムチャッカ半島で現地時間で8日朝、クリチェフスコイ火山Kliuchevskoi Volcano(klyuchevskaya Sopka):読み方では他にクリュチェフスキー火山Klyuchevsky volcano、クリチェフスカヤ火山Klyuchevskaya volcanoとも、別名カムチャツカ富士)で火山活動が活発化した。火山は海抜5千5百メートルの高さの噴煙を吹き上げた。ロシア非常事態省のカムチャッカ支部広報部が発表した。参照記事
2018年8月10日:クリル諸島Kuril Islands(千島列島)のパラムシル島Paramushir(幌筵島:ぱらむしるとうにあるエベコ火山 Ebeko Volcano 千島硫黄山、海抜1156メートル)が2018年8月10日噴火、最大の噴煙高度は2018年8月31日に観測。2017年に形成された新たな火口から、噴煙が6000メートルまで上昇した。参照記事 参照記事 英文記事
61feaea82018年12月
12日:ロシア極東カムチャッカ半島にある活火山、シヴェルチ山が噴火し、火山灰を海面から6500メートルの高さまで噴き上げた。ロシア科学アカデミー地球物理学局カムチャッカ部が発表した。

噴煙は火山から北方向に流れたという。シヴェルチ火山の航空危険コードは最高から1段階低い「オレンジ」に表示された。参照記事 過去ブログ:2018年12月アラスカでマグニチュード(M)7.0の地震




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