
EUとの連合協定に署名したのは、旧ソビエトから独立したウクライナ、グルジア 、モルドバUkraine、Georgia and Moldovaの3カ国。今後この3カ国は、EU加盟28カ国と関税なしで貿易が可能になる。*欧州連合(EU)との「連合協定」は相互協力、関係強化で、正確にはUE加盟国になることを意味していないが、EUが旧ソビエト連邦圏に食い込んだ意味は大きく、歴史的といえる。


モルドバには、1990年にロシア系住民が独立宣言した沿ドニエストルTransdniesterがあり、ここも国際的には承認されていない。現在ウクライナのロシア派地域との紛争は停戦状態だが、EUとの関係強化で、今後、ウクライナ、グルジア 、モルドバUkraine、Georgia、Moldovaの3カ国で、UE関係強化に反発する動きが活発化する可能性もある。参照記事 過去ブログ:2014年3月バルト海、黒海周辺を苛立たせるロシア
ウクライナのポロシェンコ大統領は27日に期限を迎えた親ロシア派との停戦について、今月30日夜まで72時間延長することを決定したと発表した。また、 欧州は27日、ロシアに対し、72時間以内にウクライナ国内での緊張緩和に向けて具体的な対策を講じるよう要求、対応がなければ制裁を強化するとの姿勢を 示した。米国もこれを支持した。参照記事