
2014年3月29日:26日香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、日本政府は日本の海域での中国船によるサンゴの密漁の取り締まり強化を進めて
いる。沖縄周辺の海域で中国の船舶によるサンゴ密漁が後を絶たないことから、日本政府は中国との漁業協定を改正し、海上保安庁による取り締まりを可能にし
ようとしている。27日付で環球時報が伝えた。
写真は「宝石サンゴ」
日本の外務省関係者によると、中国船は沖縄周辺に位置する日本の排他的経済水域でサンゴを違法に採取しており、沖縄県漁業関係者
の漁場や環境に悪影響を与えている。違法に採取されている希少性の高い「宝石サンゴ」は沖縄本島と宮古島の間の海域で水深100メートル余りの場所にしか
生息していないが、密漁船は地引き網などで根こそぎ採取していることから、サンゴが絶滅してしまう恐れもあると指摘されている。本来であれば海上保安庁が日本の
国内法に基づいてこうした密漁船を取り締まるところだが、日中両国が1997年に交わした漁業協定では「北緯27
度以南」と「東シナ海境界線以北」の海域での中国漁船の操業を認める内容であることが抜け道となっており、日本政府はこれを改め、中国側が受け入れるよう
に働きかける。中国と日本ではサンゴブームが起きており、1つで1000万円以上の値をつける高級品もあると言われている。2013年年11月には約200隻の中国漁船が集団で地引き 網を使い、根こそぎサンゴ礁を取っていく例もみられているという。参照記事 参照記事 宝石サンゴの国際取引と資源管理について
