2014年03月26日  犯罪 メキシコ 中南米
最近では、シナロア・カルテル;SinaloaCartelののボス、チャポの逮捕が最大のニュースだが、ミチョアカン州のテンプル騎士団も壊滅状態といっていいだろう。獰猛なセタス、対抗するガルフ・カルテルも治安側に狙い撃ちされ、最近の犯罪ニュースでは、地方の犯罪集団とミチョアカン州のテンプル騎士団に集中している。
過去ブログ:2014年2月ついにシナロア・カルテルのボス エル・チャポ逮捕 メキシコ 1月テンプル騎士団のリーダー格逮捕 メキシコ 2013年8月ガルフ・カルテルのボス逮捕 メキシコ 2013年7月セタスのボス Z-40逮捕 メキシコ

randomstreetviewmexicomap_blog-scaled-1000tapia ctテンプル騎士団参加の地方ボスの一人、Osvaldo Tapia Padillais Tapia 26歳が、系兵隊のヘリに追跡され、ベンツで逃走、最後は徒歩で逃げたが、投降を拒否し激しい銃撃戦の末、マシンガンを持ったまま絶命した。同乗の仲間3人は逃走した。
逃走途中で、ヘリに向け強力な武器を使い、ヘリが損害を受け不時着したとも言われている。
彼は、ミチョアカン州で違法鉱山の運営にかかわっていたようだ。テンプル騎士団は麻薬密輸、合成麻薬製造もするが、犯罪
mercedes arteagaならなんにでも手を出す集団で、ゆすり、たかり、誘拐、違法鉱山運営、ミチョアカン州の一部では、住民から物品税まがいの搾取までしていた。
以前書いた、麻薬
組織の分布図はそのままだが、メキシコの組織犯罪が再編成されるには、しばらく時間がかかるだろう。はっきりしていることは、過去の経過化からと、麻薬の大消費地米国と、生産と南米の中間にあるという地理的要因から見て、メキシコからは、決して麻薬犯罪カルテルは壊滅しないだろうということだ。ハリスコ州の新ハリスコ・カルテル;カルテル ハリスコ ヌエバ ヘネラシオンNew Generation Jalisco Cartel(CJNG)が今後、重要取り締まりの対象になるのではないだろうか? 2013年4月メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2013年4月~ メキシコ  2013年1月石炭は麻薬より儲かる?メキシコ

nappi11 at 01:08│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
メール
URL
絵文字