2014年03月26日  商業 経済 車、乗り物
bfe0e2dc1d643b77ac2e4e7509d48d31三菱重工業は2014年3月24日、受注建造中の大型クルーズ客船2隻で、当初計画より費用がかさんだため、2014年3月期連結決算に約600億円の特別損失を計上すると発表した。発注元の世界最大のクルーズ客船会社「カーニバル社」のグループ会社の要望で、設計や使用する資材が変わったためと説明している。円安効果などで損失分は全社的に対応できるとみて、14年3月期の連結業績予想は変更しない。2隻は12万4500総トン(約3300人乗り)と世界最大級で、11年11月に受注した。客船分野はホテル並みの設備を設けるなど特別な技術が必要で、中国や韓国の造船会社は手がけるのが難しいとされ、三菱重工は造船事業の収益の柱と位置づけている。

mitubisijuu受注額は非公表だが、2隻で計1000億円規模に上るとみられる。三菱重工が大型客船の発注を受けたのは、カーニバル傘下のプリンセス・クルーズ向けの「ダイヤモンド・プリンセス」と「サファイア・プリンセス」(ともに11万6000トン)を受注した2000年以来、11年ぶり。カーニバル傘下のアイーダ・クルーズ向けに長崎造船所(長崎市)で建造し、引き渡しは15年3月と16年3月を予定。三菱重工はエンジン、空調などで省エネ化を徹底した燃費性能の高い客船を投入し、シェア拡大につなげたい考えだ。独自の革新的技術である「三菱空気潤滑システム(MALS)」を搭載船底から吹き出す泡の力で船体と水の抵抗を減らし7%の燃費向上を目指しているという。下は完成予想図:総重量12万4500トン、全長約300メートル、客室数は1643室、収容人数は約3300人 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
600億円の内部補てんで引き渡すとは、、。重工の過去の客船受難はコメントに書かれているので参考に。


nappi11 at 01:07│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメント

1. Posted by POPPO   2014年03月26日 16:29
豪華客船はスリーダイヤモンドの鬼門の様な・・・・気がする。w

前略
2002年10月1日、三菱重工業長崎造船所内にて造船所2180番船として艤装工事中のダイヤモンドプリンセスが火災を起こした。

施主であるP&Oに対する納入期限が2003年7月に迫っていたため、造船所で同時に建造していた2番船(造船所2181番船・サファイアプリンセス)を急遽ダイヤモンドプリンセスとして改修し、2004年2月に(「ダイヤモンドプリンセス」としては)当初より7ヶ月遅れながらも納入にこぎつけた。
以下略 出典ウイキペディア
 
ネットでは某半島勢力のテロ説まで出た・・・・。w
なんかネェー、収益の柱にするにしては、火災でエライ目に遭ったり、今回も600億円も損する設計上の変更や材料の変更って・・・・。
担当部門の長や直轄の重役の首が飛ぶようなスケールだろう。w

変更費用の請求が出来ない様な商売では、多分どう見ても長続きは無理ざんしょ。w

コメントする

名前
メール
URL
絵文字