2013年09月25日  犯罪 欧州 EU
article-2429729-1825979300000578-506_634x424南米ベネズエラVenezuelaの首都カラカス発パリ着Caracas to ParisのエールフランスAir France機でフランスのドゴール空港Charles de Gaulle airportに2013年9月10日に持ち込まれたスーツケースから、フランス史上最多の1.3トンものコカインが9月20日に押収された事件に関連し、フランスとベネズエラの 当局は23日までに、ベネズエラ側3人、フランス側6人の計9人の身柄を拘束した。

末端価格で2億ユーロ(約267億円)相当の量の コカインが30個のスーツケースの中から見つかり、22日にベネズエラ当局は、密輸に関与した疑いでベネズエラ国家保安当局Venezuelan National Guard の3人を逮捕したと発表し、フランス側も6人(英国人3人、イタリア人3人)の身柄を拘束したことを認めた。欧州側の逮捕にはフランス、オランダ、スペイン、英国France, the Netherlands, Spain and the UK, の治安当局が連携した。写真は、押収したコカインを前に、自らマスコミに報じるフランスの内務大臣French Interior minister Manuel Valls氏

CCS-NONSTOP-EN ベネズエラの内相は22日の記者会見で、「手元の情報によると、(容疑者らは)英国人とイタリア人が組織しているマフィアの 構成員で、南米で薬物を買い入れて欧州で売りさばいている」と述べた。また、エールフランス内に共犯者がいる可能性が極めて高いとも指摘し、ベネズエラ情報部は、事件に関与した、首都カラカスの北にあるシモン・ボリーバル国際空港Simon Bolivar International Airportに勤務する麻薬対策保安部の上級職3人を逮捕したと報じている。ベネズエラはコカインの生産国ではなく、コロンビア、ペルー、ボリビアなどから持ち込まれた可能性が高い。参照記事 参照記事 参照記事 ニュース映像

WEB_PHOTO_COCAINE_030513スーツケースは乗客に該当しない名前で持ち込まれており、エールフランスの保安検査過程に欠陥のあることが明確で、同社は内部調査に乗り出し、警察と緊密に連携を取っていると話している。 警察筋によると、フランス国内で拘束された6人はいずれもフランス国籍や エールフランス職員ではなく、6人はイタリアを含む欧州2か国の出身で、密輸を首謀したのは イタリア・カラブリア州に拠点を置き、欧州内のコカイン取引の8割に関与しているとされる 、イタリアのマフィア、コーサ・ノストラ、カモッラ、サクラ・コローナ・ウニータと並ぶ4大マフィアの一つで最大組織の「ンドランゲタ ('Ndrangheta)」の可能性が高いという。過去ブログ:2013年9月パナマ沖でコカイン1.4トン押収 コロンビア パナマ 2013年3月南米から欧州へのコカイン密輸活発化 

ベネズエラは、亡くなったチャベスChavez大統領時代は米国の麻薬取締まりへの干渉を受け付けなかったが、現在のベネズエラ大統領は積極的に取り締まりに乗り出し、効果をあげているといわれている。

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