
シリア国営通信SANAが伝えたところによると、シリア政府は「まったく根拠がない」「進行中の国連のガス兵器使用調査を妨害する目的だ」とし、化学兵器の使用を否定している。ダマスカス東郊に設置された野戦病院の医師によると、21日は夜明け前の祈りが終わったころから患者が次々と運び込まれ、200人のうち40人の死
亡が確認された。意識不明になったり鼻や口から泡を吹いたりする症状のほか、瞳孔の縮小や心拍数の上昇、呼吸困難などがみられる。一部の患者は窒息死した
という。監視団によれば、グータ東部、西部では、シリア軍とヒズボラHezbollahによる地上攻撃と激しい空爆が継続中で、被害者が現在も急増している。付近には、孤立した150万人が物資が不足の中で居住しているといわれている。記録映像(閲覧注意) 英文記事 英文記事 参照記事 英文記事
2013年8月22日:国連安保理は、多くの報告や映像記録が化学兵器chemical weapons使用を示しているとして事態を重く見、現在科学兵器使用調査でシリア入りしている一行に調査を命じ、日本時間22日午前4時緊急会合を開く。米国はシリア側の化学兵器使用を強く非難した。一部では、無色無臭な神経ガス、サリンnerve agent Sarinとも言われている。参照記事
神経ガス使用が事実とすれば、化学兵器による攻撃としては過去数十年間で最悪の事態となる。反政府側は国連に、シリア空軍の飛行禁止区域の設定と反政府側への空軍支援を求めている。 参照記事 映像記録:閲覧注意 AFP映像:閲覧注意 英文記事 英文記事
過去には、イラン・イラク戦争(1980-1988)中の1988年、サダム
8月22日、フランスは化学兵器の使用が確認された際には、何らかの行動を起こす“reaction with force”と外務大臣の発言を基に公表した。イランはテロリストの犯行といい、ロシアは、反政府側の計画的な挑発“premeditated provocation.と発言している。参照記事
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コメント
JBpress 8月22日「米軍のアフガニスタン撤退に神経を尖らせるロシア。イスラム勢力浸透を懸念、地方自治体へも動員令」
シリア政府側を必死で支える露助の国内事情が理解できる・・・・かも。w
要は、イスラム圏が流動化すればするほど露助は対イスラム非対称戦争の泥沼に足を取られてしまうと。w
にしても、露助の野郎また日本の領空侵犯。支那と同じで二正面・三正面の敵を作ってやりたい放題だが・・・・大丈夫か。w