中国の香港に本社を構える大手食肉企業「双匯（そうかい；ショワンホイ）国際Shuanghui International Holdings Ltd」が、米国の大手豚肉加工企業「スミスフィールド・フーズSmithfield Foods Inc.」を４７億ドル（約４７５０億円）で買収す
ることになった。負債を含めると約７１億ドル（約７１７０億円）にのぼるとされ、米メディアによると、中国企業による米国企業の買収では過去最大規模にな
るという。 スミスフィールドが2013年5月29日に発表した。双匯は、中国内で豚肉を求める人が増えているため、安定して販売できるようにするねらいがあるとしている。中国では最近、中国産の豚肉への不安が指摘され、品質の良い米国産豚肉の人気があるという。３月には、上海市を流れる川で１万匹近い豚の死骸が見つかり、その一部からは豚の伝染病のウイルスが検出されたという。地元では「売れないから捨てられた」という見方が出ていた。参照記事すでに、食品という食品が汚染されたりで安心できない中国は、米国最大手の食肉企業買収という打開策に出てきた。タイ食品メーカーのチャルーン・ポーカパン（ＣＰ）フーズ とブラジルの食肉加工会社ＪＢＳ もスミスフィールドへの買収案提示を準備してが、香港企業の買収が決定した。すでに、中国製というだけで信用が無いため、中国本土の改善より、輸入したほうが良いという判断だろう。豚とベーコンが戦略的国家安全保障に懸念を及ぼすと判断された場合は、米政府の対米外国投資委員会（CFIUS；Committee on Foreign Investment in the United States ）がさし止めをできるが、ベーコンは戦略的国家安全保障に影響はないと判断されたようだ。過去ブログ：2013年5月病死豚、キツネ、ネズミ、、すべてが鍋料理に 中国
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コメント
1. Posted by よりばば 2013年06月02日 10:10
そうなると、産地国表示確認だけでは安全性が見分けられなくなるって事になるんでしょうか？
