2013年5月30日；29日、指名手配中の国際テロリストで、最も危険なテロリストと言われるパキスタンタリバン Pakistani Taliban；TTPのWali-ur-Rehman（Waliur Rehman Mehsud）が、パキスタンの北ワジリスタンNorth Waziristan regionで米軍の無人攻撃機で殺害されたとパキスタン軍から報道された。（アフガンにもタリバンはいるが、こちらはTehreek-e-Taliban Pakistan（ＴＴＰ）と表記され、通常両方まとめてＴＴＰと表記される）。死亡確認は、タリバンの会話傍受からで、彼は、現在南ワジリスタンに居るといわれるHakimullah Mehsud（死亡説もある）に次ぐ、Ｎｏ、２と言われていた。米国国防省は確認していないとして死亡には慎重だ。 過去ブログ：2011年6月タリバンの報復テロ本格化か、、。アフガン パキスタン
2013年5月１１日に投票が行われたパキスタンの国民議会選挙では、ナワズ・シャリフMian Muhammad Nawaz Sharif元首相が総裁の、最大野党だった「パキスタン・イスラム教徒連盟 Pakistan Muslim League-Nawaz （PML-N）」が第１党の座を得た。彼は選挙中、タリバンのテロに屈しない姿勢をアピールしていたが、米軍のパキスタン領内での無人機攻撃については、国家主権の問題があるとして批判的だ。 オバマ大統領は無人機使用に際しての新しいガイドラインを策定し、捕獲困難か急な攻撃を防げない場合に限定し、民間人に被害の出ない配慮をすると発言している。参照記事 過去ブログ；2013年5月互いに異宗派を狙った爆弾テロ続発 イラク 4月すでに起きたパキスタンでの選挙候補暗殺
