2013年05月29日  犯罪 歴史、史実、記録
Ding_Jinhao_graffitiエジプトの古代遺跡「ルクソールLuxor神殿」で落書きしたとして、インターネットで犯人に特定された中学生への批判が高まり、両親が謝罪した。「丁錦昊ここに遊びに来た"Ding Jinhao visited here" 」。エジプトを訪れた中国人観光客が神殿の壁に彫られた古代人物の上に同落書きを発見し、撮影した。24日に自身のミニブログ に写真とともに、「紙でこの恥を消そうとしたができなかった」との内容を投稿した。国内メディアにより報道された後、ネット利用者が名前を手がかりに捜索 した結果、犯人は南京市在住の中学1年の男子学生だと特定した。
pic4「親のしつけの問題」、「海外までマナーの無さをさらけ出した」、「丁錦昊、まもなく有名になるぞ」とヒートアップする一方で両親は報道を受け、「本人も後悔している」「エジプトに謝罪する」と事実関係を認めた。
広東紙・南方都市報は「監視の目はソーシャルネットワークが発達する時代ではあらゆるところで光っている」、「ネット上の人物特定は落書きを根絶する大きな力となる」とインターネットの力に期待を寄せつつも、「最終的にはマナーの向上と法律にかかっている」としている。一方、政論紙・環球時報は「観光地で落書きするのは中国人特有の習慣ではなく、記念を残したいという人間としての自然な心理であり、行動だ」と擁護し、「観光地に落書きしていい壁や樹を設ければいい」との対策を提案した。北京紙・新京報26日付の報道によると、落書きはすでに消し落とされたという。参照記事より抜粋 英文記事

lkj「消し落とされた」と記事にあるが、名前は彫りこまれていて、英文記事にも「The teen scratched、、」とあり、この南京出身の15歳が固いもので彫りこんだようだ。どうやって修復したは不明。FOXニュースは、中国人のマナーとして「公的な場所で騒ぎ、名所旧跡で名を刻み、赤信号は無視し、つばを吐くなど非社会的な行為をする"They make a racket in public places, carve words at scenic spots, cross the road when the light is red, spit, and do other uncivilized things,"」と、他の中国人の言葉を引用し中国人のマナー不在を紹介している。これらの行為も含め、中国人には、法律に違反するという認識が欠けているようだ。 2000年の約1000万人の中国人の旅行熱は、2012年には8300万人に急増したという統計がある。右は2008年、フィレンツェの遺跡に女子短大生が残した落書き 参照記事 過去ブログ:2008年6月この罪は重い!岐阜市立女子短大、京都産業大も!フィレンツェの落書き

nappi11 at 09:53│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
メール
URL
絵文字