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fab01 この宮殿の天井の緑色の部分、これが全部タマムシだそうで、虫の嫌いな方には悪趣味以外の何物でもないでしょう。この天井は「Heaven Of Delight(ヘブン・オブ・デライト)」と呼ばれ、ベルギー、ブリュッセルのロイヤルパレスthe Royal Palace in Brusselsにあるそうで、これを作ったのは昆虫博士として知られるファーブルのひ孫にあたるアントワープ在住のヤン・ファーブルJan Fabre(1958年生まれ)とjan-fabreいう人で、30人のスタッフで4ヶ月間、約120日かけてタマムシの甲羅を貼り付けて作られたそうです。

紹介記事が在ったので覗くと。これぞまさしく「玉虫色」。使用したタマムシ160万匹!学名 Buprestidae 英語では一般的に甲虫やカブトムシをさすビートルズbeetles とか きれいなので  ジュエル・ビートルズJewel Beetles とか言われてれている。上の昆虫写真は外国のものだが、日本の ヤマトタマムシ とよく似ている。製作したJan Fabreさんは、ベルギーのフラマン人抽象芸術家で、表現に血液や精液、骨、昆虫を使う事で有名な方だとかで、右の写真ではタマムシをかじっています。幾ら御先祖に昆虫学者がいるにしても変な方です。Heaven Of Delight 無理に訳せば「歓喜の天空」とでも名づけましょうか、、タマムシにとっては迷惑な話。下の右端、いうまでも無く拡大写真です。日本の玉虫の厨子  海外ブログより

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2件のコメント

  1. 案山子
    投稿日時: 2009年8月31日 10:49 AM | パーマリンク | 返信

    わぁーーーまぁーーーいいのか ねーーー私は いやだ 何か 匂いませんか ムス゜ムズ ひーーー

  2. よりばば
    投稿日時: 2009年9月2日 8:26 AM | パーマリンク | 返信

    玉虫を使用した飛鳥時代の法隆寺の「玉虫の厨子」。さすがに奥ゆかしい日本人、玉虫の翅(はね)だけを、金具の下に貼り付けていますね。それにして も、ファーブルのひ孫のヤン・ファーブルさん、自身がそのまま作品みたい!表現に血液や精液、骨、昆虫を使う事で有名だそうですが、曽祖父のファーブルも あの世でビックリしてるでしょうね。



nappi11 at 00:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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