2013年03月31日  犯罪 歴史、史実、記録
01 AM2012年度メキシコの防犯と防衛に関する発行物の中で、ニューヨークのコロンビア大学Columbia University in New Yorkの政治科学の教授 Dr. José Luis León Manríquezが、メキシコの麻薬組織シナロア・カルテル:Sinaloa Cartelの麻薬が全世界に蔓延していると指摘している。今までの関連ニュースからこのことは推測できるが、特筆すべきは彼らの扱う麻薬が、マリファナ、コカイン、アヘン、合成麻薬marijuana, cocaine, opiates and methamphetamine..などと多品種に及ぶことで、とくに最近は合成麻薬に特化し、扱い量、販路の広さも含め、このような麻薬組織は世界にも過去にも類がない。シナロア・カルテル:Sinaloa Cartelのボス、ホアキン・エルチャポ・グスマンJoaquin El Chapo Guzmanは、名実ともに世界の麻薬帝王になったと言っていいだろう。過去ブログ:2009年3月メキシコ麻薬戦争 ボスが億万長者番付に!歌手も殺される! 2012年11月ミス・シナロアの悲惨な最期 メキシコ

39 AM彼らは、自由に活動できるメキシコに製造所を複数運営し、合成麻薬
methamphetamineを製造しているが、其の原料の主なものはエフェドリン (ephedrine) といわれる中国やアジア圏で自生する漢方生薬の材料マオウ麻黄Ephedra sinica Stapfである。過去には痩身薬として利用されたが、その他の薬を併用した場合の重大な副作用に、高血圧脳卒中心筋梗塞を引き起こす危険性があることから多くの国で禁止された。比較的簡単に麻薬精製が可能なことや、原価が安く上がることから合成麻薬に加工され急速に世界に広がり、今も、気管支拡張剤、喘息薬の材料などとして輸出されている。過去のエフェドリンの摘発から見て、輸出元がほとんど中国で、時には加工品が北朝鮮から流れている事も確認されているが、其の原料もまた中国製の可能性が高い。コカインに関しては、世界最大の生産国の南米コロンビアが有名だが、最近、コカインを資金源にするコロンビアの左翼武装組織FARCにシナロア・カルテルが触手を伸ばしているとの記事も見受けられる。シナロアは数年前から中南米グアテマラに一部拠点を移したといわれ、そこの山間部には秘密のコカイン精製所があると思われている。 過去ブログ:2013年3月未だに北朝鮮の資金源は合成麻薬 2013年3月南米から欧州へのコカイン密輸活発化  2012年3月エルチャポの逃走スペイン語に「包囲」の文字は無い?メキシコ 2013年2月シナロア・カルテルのボス死亡か?>誤報 グアテマラ 2009年11月伝説の麻薬王 札束燃やして料理!! 2009年9月メキシコ麻薬国際流通経路 写真はメキシコで破棄される麻薬原料 参照記事 参照記事

nappi11 at 01:09│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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