


盧武鉉(ノ・ムヒョン Roh Moo-Hyun)前大統領は23日午前、秘書官一人と登山中に転落、病院に緊急搬送されたが死去した。62歳だった、とニュースが流れたが、聞いた瞬間に自殺だなと思った。過去ブログに書いたように、彼は汚職容疑で取調べ中だった。ある放送局が警察から単独入手したとして盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の遺書の一部を明らかにした事から、自殺は間違いないだろう。
その後見つかった遺書(自殺30分前にパソコンに保存)には「その間非常に苦しかった。非常に多くの人たちを苦しめ た。本を読むこともできなかった。恨まないでほしい。生と死は一つではないか。村に小さな碑石でも一つ建ててほしい。火葬してほしい」などと書かれ、遺書 の最後には「金の問題に対する批判が出ているが、この部分は潔白だった」とし「自分なりにクリーンな大統領だと自負したが、私に対する評価は後に歴史が明 らかにするだろう」という言葉が書かれていたという。
死の直前、山に随行した警護官に「たばこはあるか」と尋ね、警護官が「ありません。持ってきましょうか」と言うと、「大丈夫だ。その必要はない」と答え、
さらにこの関係者は、「盧前大統領は警護官に“あの下の方を人が歩いているな”と語りかけ、警護官がその方向を見た瞬間、転落(自殺)したと証言してい
る。この裏山は元大統領が子供の頃遊んだ場所だった。
4月の取調べに際し、実業家から受け取ったピアジェの高級時計(1個約800万円)2個を自宅近郊の村の田んぼに捨 てたと発言したため、この村では宝探しの騒動がおきていた。ある韓国紙は、「これを見た元大統領が、まだあんなに私の支持者がいる、と勘違いしている」と かなりな皮肉を書いていた。写真は左が遺書、右は自宅裏の岩山と現場(通称ミミズク岩)。嫌疑は約6億円の資金と高級時計2個の授受だったが、検察は午前 10時過ぎ(死亡確認2時間後)には被疑者不在による捜査打ち切りを公表した。
遺書全文:非常に多くの人に面倒をかけた。わた しにより多くの人々が受けた苦痛は非常に大きい。この先、受ける苦痛も察することができない。余生も他人に荷物となることしかない。健康状態が良くなく、 何もできない。本を読むことも、文字を書くこともできない。あまり悲しむな。生と死はすべて自然のひとかけらではないか。申し訳なく思うな。だれも恨む な。運命だ。火葬してほしい。そして家の近くにごく小さい碑石をひとつだけ残せ。昔から考えていたことだ。(身の潔白については恐らく追記のような部分に書いてあるのだろうか?原文が読めないので確かめ様が無い)
判事、弁護士、そして大統領に上り詰めた男が、最後に法的な対決を避けて自殺した。一族は守れたかもしれないが、果 たして政治家らしい生き方だっただろうか?政治家として、容疑が汚職だったとはあまりにも不様な終焉だった。汚職は到底一人では出来ない事であり、一人の 自殺から2時間後の検察のあまりに早い、まるで待っていたかのような捜査打ち切りは異常すぎる。この一人の死で、いったい何人が胸をなでおろしたのだろう か。暗殺だったとは書かないが、死に追い込む相当な圧力が在った事は想像できる。政治家なら、最後は一死を賭けて真実の暴露をすべきだったのではないか? それが彼の最後にすべき事だったと思うのだが、、。
4件のコメント
-
自殺には驚きました。韓国は大統領を辞した後のツメが厳しいですね。よく逮捕されますが…
-
ビックリシマシタ ねーー金 動いたの ですね
-
自殺ニュース報道で 彼は自殺にみせかけて暗殺されたのじゃないか、と瞬時に思いました。彼の死は 汚職関係者が 喜ぶだけですもの。
-
。。。。。なぁ。。。なぁ。。。。