2013年02月24日  歴史、史実、記録 犯罪
zambia-location過去ブログ:2010年10月アフリカ人鉱夫に中国人ボス銃乱 で、2010年にザンビアZambiaで炭鉱を管理する中国人2人が、低賃金と労働条件の改善を求め抗議したザンビア人労働者に乱射した事件を書いたが、その後も同じ炭鉱で、2012年8月には逆にザンビア人労働者らが中国人監督を殺害する事件が起きていた(逃げようとした中国人幹部がトロッコにはねられて死亡)。1名が殺人罪でほか11名が起訴されたが、ここでは労働者に殴る蹴るが日常的だったといわれていた。2010年の英文記事

こうした事件を背景に、ザンビア政府は2013年2月20日、首都ルサカLusaka南部にある中国所有のコラム炭鉱Collum Coal Mineから管理権を剥奪したと発表した。安全面での設備投資を怠り、健康面、環境面が劣悪で、全てで必要な水準を満たしていないことが理由。ザンビア鉱山省は「新たな投65322577-several-chinese資家が見つかるまでザンビア政府が運営する」と表明。中国は、銅資源に恵まれたザンビア最大の投資国で、投資額は200億ドル(約1兆8700億円)を超え、5万人の雇用を創出している。ザンビア政府の鉱山関係者は、中国との関係に気を使ってか「特にこの炭鉱の中国人所有者は、ザンビアにとっても、派遣した中国政府にとっても厄介な存在で、自分はほかの鉱山の状況は分からない」と語っている。

中国政府は、このようなアフリカでの運営を民間企業に委託するが、受けた企業は派遣する人材に犯罪前科のある者を優先していたとの指摘も眼にしたが、今回のケースがそれに当たるのかは確認できなかった。労働争議の多発を考えれば、十分あり得ることだろう。数ある中国人運営の銅鉱山(2011年時点で4つ。日本はコバルトを少量輸入し、難民支援を継続している)の一つとはいえ、アジア人の投資やボランティア活動に対して悪いイメージを作ったことは避けられない。 参照記事 英文参照記事  過去ブログ;中国海外戦略に起きた失敗と変化  欧州、アフリカを捉えた死の商人 中国

nappi11 at 06:44│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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