中国甘粛省蘭州の消防署車庫で2012年10月19日、火事が発生した。市民が撮影した火災現場の写真は瞬く間にインターネットに広がり、「国一番の笑い話」などとして多数のユーザーに転送され、話題の的となった。
現場写真は、ミニブログ微博のユーザー・劉さんにより投稿された。「消防署が火事だなんて見たことある? 蘭州消防署はそれをやって見せたよ」と劉さんはキャプションをつけた。車庫からの出火と見られる炎は消防車一台を焦がし、6階建ての建物の壁面の一部が屋上に届くまで黒くした。この写真はこれまでに7万回以上ネットで転載され、15000以上のコメントがつけられた。「火災通報の応答時間の最短記録を破ったな」など、皮肉なコメントが次々と寄せられている。甘粛公安当局が微博に発表したコメントによると、同消防署が車庫の溶接工事中、飛び散った火花が、散らかっていた可燃材料に引火したことが火災原因だという。参照記事
過去にはこんな悲惨な火事もあった。
上海交通大学医学部の第三人民医院で2012年8月24日夜10時頃、火災が発生した。黒い煙が院内に広がる中、手術中の医師らが患者を放置したまま避難したため、患者が窒息死した。報道によると、24日午後、交通事故に遭い同病院に搬送された49歳の男性は、同日夜8時すぎから3階の手術室で全身麻痺による手術を受けた。しかし夜10時頃、隣の手術室から火災が発生した。
現場で手術していた医者2人、看護師2人、麻酔師2人は、手術中のこの患者を放置したまま避難した。まもなく消防車が到着し、鎮火したが、既に患者は火災の煙により窒息死していたという。病院側は患者を避難させなかった理由を3つ述べた。1、火災による停電となり、患者を固定する拘束具についていた手術台の電子鍵を解除することができな かった。 2、患者は大量出血している段階であったため、移動させるのは危険だった。 3、患者は全身麻酔中で自主呼吸できないため、移動により呼吸器を 取り外すことはできなかった。参照記事
現場写真は、ミニブログ微博のユーザー・劉さんにより投稿された。「消防署が火事だなんて見たことある? 蘭州消防署はそれをやって見せたよ」と劉さんはキャプションをつけた。車庫からの出火と見られる炎は消防車一台を焦がし、6階建ての建物の壁面の一部が屋上に届くまで黒くした。この写真はこれまでに7万回以上ネットで転載され、15000以上のコメントがつけられた。「火災通報の応答時間の最短記録を破ったな」など、皮肉なコメントが次々と寄せられている。甘粛公安当局が微博に発表したコメントによると、同消防署が車庫の溶接工事中、飛び散った火花が、散らかっていた可燃材料に引火したことが火災原因だという。参照記事
過去にはこんな悲惨な火事もあった。
上海交通大学医学部の第三人民医院で2012年8月24日夜10時頃、火災が発生した。黒い煙が院内に広がる中、手術中の医師らが患者を放置したまま避難したため、患者が窒息死した。報道によると、24日午後、交通事故に遭い同病院に搬送された49歳の男性は、同日夜8時すぎから3階の手術室で全身麻痺による手術を受けた。しかし夜10時頃、隣の手術室から火災が発生した。
現場で手術していた医者2人、看護師2人、麻酔師2人は、手術中のこの患者を放置したまま避難した。まもなく消防車が到着し、鎮火したが、既に患者は火災の煙により窒息死していたという。病院側は患者を避難させなかった理由を3つ述べた。1、火災による停電となり、患者を固定する拘束具についていた手術台の電子鍵を解除することができな かった。 2、患者は大量出血している段階であったため、移動させるのは危険だった。 3、患者は全身麻酔中で自主呼吸できないため、移動により呼吸器を 取り外すことはできなかった。参照記事