ea6e1493 韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官が2012年10月19日、国連総会(193カ国)で韓国が国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたことについて、「加盟国に制裁を通じて法的拘束力を行使する国連の最も強力な機構の一員になった」とし「韓国が国際社会で改めて評価された事件」と述べた。、、韓国は国連本部で18日(現地時間)に実施された安保理非常任理事国選挙の2次投票で、全体191加盟国の3分の2(127カ国)を超える149カ国(全体の78%)の支持を受け、安保理入りが確定した。1996年以来17年ぶりに国連安保理に再進出したのだ。

以上は韓国中央日報からの抜粋記事だが、さっそく自国が国際的に有利になり、ナショナリズムの高揚につながるとの論調だ。
外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は19日の記者会見で、安保理入りが対日関係に及ぼす影響について「特別に変わることはない。」と従来の立場を繰り返した。ただ、「歴史・領土問題で妥協はあり得ず、歴史的事実だけに基づいて同問題を処理すべきだ」と語っている。あくまでも日本が得た過去の国際条約などは無視し、歴史経緯から自国の主権を主張していく方針だ。
日本が後押しし、韓国が国連の非常任理事国になっても、相変わらず韓国が、国際協約よりローカルな過去の歴史を強調する背景には、竹島問題については日本の言う国際条約で認知されているという主張を論破できないからだろう。つまり今後、国連の場でさらに、あやふやな歴史を根拠に、竹島占拠の正当性を声高に叫ぶつもりのようだ。参照記事

国際連合安全保障理事会(国連安保理:United Nations Security Council)は、5つの「常任理事国(Permanent members)前大戦の戦勝国:英米仏中露」と、国際連合加盟国の中から総会で選ばれる10の「非常任理事国(non-Permanent members)任期2年、毎年半数の5か国が改選」の計15か国から構成されている。

アジア・太平洋グループ(1枠)からは今回、韓国、カンボジア、ブータンが立候補。韓国は1回目の投票で当選に必要な有効投票総数の3分の2に達せず、2回目で当選した。今回日本は賛成投票し、韓国は1996-97年以来2度目の非常任理事国選出となった。日本は過去1958年から2006年まで10回当選している。結果、非常任理事国10カ国は 韓国、オーストラリア、ルクセンブルク、ルワンダ、アルゼンチン、アゼルバイジャン、グアテマラ、モロッコ、パキスタン、トーゴ となった。

現在日本を含むインド、ブラジル、ドイツ、4カ国が常任理事国入りを希望しているが、韓国、中国は常に反対している状況だ。過去ブログ:神話を歴史教育に 韓国 韓国の、竹島に関するウィキリークスの読み方
  


nappi11 at 09:03│Comments(4)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by ラバーカンパニー   2012年10月21日 23:43
現・政権には世界で戦える技量はありません。
非常任理事国といえ、これだけ嘘ぶいた主張をする韓国に何故投票するのか理解出来ない。
恐らく北朝鮮問題に関する目論見があっての事だろうが…

しかしこれで韓国の世界に対する発言力が強まったのは間違いない。内情も外交も最悪な状況に陥れている諸悪の根源の与党早期解散を強く望みます。

因みに私は労組に関わる仕事に従事しています。
2. Posted by 生身   2012年10月22日 02:17
国連のカモな日本。金だけはガッチリ払っても発言権は無し。
抜けた方いいでしょ
3. Posted by よりばば   2012年10月22日 06:40
ブータンなら良かったのに・・・
4. Posted by ま   2012年10月22日 06:56
日本の対応は矢張り大人よのー

そう 金はあんまり出さんほうがええのー

最近の国連はあまり機能しとらんけんのー

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