
ドイツの社会.女性大臣ツイーグラー
氏(女性が)が、日本と韓国で論議されている慰安婦問題に触発されて旧ナチス時代の強制売春の実態調査をし、その結果をドイツ北部のラーベンスブリュック
の強制収容所記念館で公表することになった.当時、この収容所だけでユダヤ人、政治犯で収容されていた女性が10万人ほどいたが、その中で模範囚的な女性
の中から売春という労役目的で10か所ほどの収容所へ分散させ、同じ収容所内の男性の労働意欲を高めるために女性の売春を認めたとある.女性の中には「志
願し、優遇されていた」との証言もあるから、食事や個室などにひかれた女性もいただろうし、そのような経験者が過酷な収容所の死の恐怖から逃れようと選ん
だともとれる.いずれにしても、隔離されたまったく自由のない、生きては出れない、常に死の恐怖と背中合わせの収容所の中の話であり、この状況下での調査
結果は「売春行為はナチスドイツという国家の強制だった」という至極当然な結論に至っている.現状ではドイツ国内で社会問題化していないが、未確認の事実
ははっきりさせ、先手を打って公表しておこうということでしょう.
以上のように、このドイツの慰安婦の状況と日本の慰安婦問題を同じレベルで話すことには相当な相違点があります.すでに日本は慰安婦の存在は言うまでもなく認識し、謝罪もしています.占領地での慰安婦は基本的に公募されています.年季が終われば帰ることも可能でした.ここでは細部にわたっては書きません.あくまでもドイツの状況をそのまま日本に重ね合わせることに対する事実の相違を書いておきます.(保存投稿記事)参考ブログ:慰安婦問題の強制性(保存投稿記事) 参考記事:「歴史リスク」と戦うドイツ・放置する日本
2件のコメント
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日本も謝ったのに・・・・・・なぁ
みさ慰安婦問題って大ッ嫌いやなぁ・・・・・